災害とワクチン②
今日は、東京は朝から一面真っ白で光が反射してまぶしい
天気予報がしっかり役に立ち、自分なりに寒さに備え寝室の
エアコンは消さずに、いつもより低めに設定して休んだせいか
血圧の値も問題なし
肺炎球菌ワクチンとは
今日は災害とワクチン2回目、肺炎球菌ワクチンについて書く
肺炎球菌ワクチンは、肺炎を予防するためのワクチンである
ニューモバックスNP(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)が使われており、23種類の型に対応している これは、肺炎球菌感染症の原因の64%を占めるという研究結果がある
誤嚥性肺炎の予防
よく耳にする誤嚥性肺炎の予防にもつながる
誤嚥性肺炎は、お口の中のばい菌が誤って気管の中から肺に入り
悪さをし、肺炎を起こす。
通常であれば、私たちは、飲食物を口に入れた際、気管に入らないように自動的に蓋がされる 何かの拍子で水が入った場合はゴホゴホとせき込むのは、気管から異物を出すためだ
しかし年齢と共にこの自動機能の反応が悪くなり、知らないうちに流れ込んでいる
最も危険なのが睡眠中だ
この蓋の隙間からばい菌が流れ込んでいる
だから、寝る前の歯磨きと寝るときの体制を少し背中から頭を起こすようにして工夫する
自分は大きめの枕で背中~頭を支えるように使っている
災害時に起きやすい高齢者の誤嚥性肺炎
災害時においては、食事が進まず、嚥下機能が落ちる
そして、水が貴重品になるため、歯磨きをしなくなったり入れ歯を外さなくなったりと ばい菌が増える
災害時においても口の中は清潔にしておくことが肺炎の予防になることにつながることを以前にも書いているので参考にしてほしい
このような状況下において、ワクチン接種をしていれば予防につながり
もし発症しても重症化予防になる
高齢者だけでなく、持病を持っている方も肺炎がきっかけとなり持病が悪化することがあるため予防しておいた方がよい
災害時においても日常的に気をつけて習慣化していることは完全でなくても
続けていくことでより高い予防効果が生まれる
災害とワクチン③として明日は、帯状疱疹予防ワクチンについて書く