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冷蔵庫なし生活がもたらしたもの

冷蔵庫をなくして、もうすぐ10ヶ月。

私はだいぶお金を貯めることができた。
とはいっても、ちょっと気を抜けば消えてしまうような金額なのだが、それまで貯金が減る一方だった生活だったので、ひとまず安心した。

しかし、自分の中のバランスがおかしくなっていることに気がついた。

私の節約は研ぎ澄まされていき、節約の鬼となり二千円以下じゃないと飲み会に参加しないとのたまわったり。
土日は節約のために出掛けなかったり。
節約のためにごはん食べなかったり
節約のためにやることが増えていっていた。

貯金ができ、ふと自分を振り返ったとき、なんのためのお金なのか考え直さなければと思った。気がつけば一人時間が長くなっている。このままでよいのだろうか?

なので、私は寄付をした。
全く単純な発想だが、自分の心のバランスを取り戻したいがためで、そんなことに寄付を利用するなんて不謹慎と思われることだろう。

だが実際は、それだけではなく、やはり人は支え合って生きてるから、一人でお金を溜め込んでいるのは、自分にとってよくないと思った。

やっぱり考えてることは自分について。
私は、俗中の俗であるから仕方ない。

今日、投資信託の積立を、毎月5千円から
毎日千円に設定変更した。
増額だ。

自分が働いているのと同じタイミングでお金を積んでいくのが楽しそうと思ったからだ。
少し利率も上がるらしい。ネット情報より。


でも下がることもあるし、それについては、まだ考えることがいろいろとあるのだが、仕事も収入も限界がみえてきたし、自分が稼いだお金が、自分の労働と別のところで働いていただけるのは、世界が広がったし、嬉しいと思う。

寄付も、お金のリターンがないだけで、お金に働いてもらうことは同じであることに気がついた。それにみんなで災害を乗り越えられるようになるのだ。自分のわずかな貯金を買い物に使うだけではそれはできない。

節約の鬼と自分を名づけたくせに、
食費は全然節約できていない。
夏の猛暑のもとでは無理だった。

何度も冷蔵庫を買おうかと思った。

せめて小さい冷温庫を買おうと思ったが、
ドンキに売っている一万円くらいの冷温庫は
外気温に左右されるということで、それじゃもっとも必要な夏に使えないから意味がない。

それに小さい冷蔵庫に入るくらいの量なら、冷蔵庫はいらない。買ってすぐに料理したほうがいい。

かといって、もう大きい冷蔵庫を買う気持ちは毛頭ない。捨てるのに費用も手間も断トツかかった。

というわけで、やはり冷蔵庫は買わないことにした。

冷蔵庫をなくしてから、冷蔵庫がないと食べられないものを外で食べるとき、とても幸せだ。冷蔵庫は本当に貴重なものだ。

じわじわと冷蔵庫なしレパートリーも増えてきた。

例えば、パエリア、ドライカレーとか。。
ぬか漬けを使うと塩味がちょうどよい。
とはいえ、そんなに名のある料理は作っていない。あるもので量が調整できてパッパとできるものが増えてきた。

引き続き、冷蔵庫なし生活を磨いていくつもりだ。

以下、冷蔵庫なし生活に便利な食材をご紹介する。



・煮干し
ポテトチップスの代わりに食べるようにしている。だんだん美味しさがわかってくる気がしている。

・はるさめ
小腹対策にも家にあると安心。

・はちみつ
水筒にお湯と蜂蜜を溶かしていれて持ち歩く
小腹も満たされ、喉も潤う気がする。
安いし冷蔵庫がなくても保存可。

・乾燥わかめ
お味噌汁にちょっとずつ入れて使用できるのが便利。

・にんじん
持ちがよいきがする。
崩れないのでぬか漬けに最適。

・にんにく 
持ちがよいのに加えて、炒めてもスープにしても、味が濃いのでアクセントになる。

今日のアマプラ感想

ボーは恐れている

グロくて怖い。
現実と妄想が入り混じった主人公の不安な内面が目を背けたくなるような場面としてしきりにでてくる。

ただ、「私にとっては、珍しくなかった」
という感想を残したいと思う。

それは、アニメの使用についてなのだが
ヤン・シュバンクマイエルのアニメが相当パンチが効いているのを想起させた。

緻密に作られた映像はゲーム実況をみているようにも思えた。美しいとさえいえる。

最後は、なんらかの主人公の変化を期待してしまったが、敢えてそれをしない選択をとっていたのが潔い。

スリルを味わいたい方におすすめです✨

お読みいただきありがとうございました。
ではまた!

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