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二度目の白内障手術
昨日11月19日に白内障の手術を受けました。
3年前に右目の手術をしたので今回は左目、2回目です。
それなので特に不安になることもなく、実際の手術の一時間前に眼科に行きました。
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下準備でいくつかの目薬を15分おきに4回さされました。
4回目の目薬をさした後、手術着を服の上から来て血圧を測って手術室の前室に案内されました。
キャップとシューカバーを看護師さんが着けてくださって手術室に入って椅子に座りました。
椅子がゆっくり動き頭が下がり先生が声をかけながら、何度も消毒用の目薬をかけてから手術の布をかけられテープで固定されました。
最後に麻酔用の目薬をさされ、目を開くための器具をつけられ、しばらくすると手術用のライトが目に入りそこをぼんやり見てるように指示されました。
視力が悪いので手術器具が目の中で水晶体を少しづつ砕いて取り出している間もぼやーとしか見えていません。
ただ機械音は聞こえるので今こういう状況なのかな?と想像してました。
時々軽い痛みを感じて思わず力が入っているのに気が付いて深呼吸してやり過ごしてました。
目の隅から機械を入れる時や水晶体の代わりのレンズをいれる時だったんだろうなと思います。
手術が終わって包帯(眼帯?)を左目に施され、術後の行動や使用する目薬などについて説明を受け、支払いをしようと思って財布を覗くとお金が良く見えない。
それでも何とかお金を渡し、処方箋を受け取って隣にある調剤薬局に行き目薬を3種類受け取って家に向かいました。
今回手術した左目は利き目で、しかも右目は緑内障なので極端に視界が狭い。
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幸い眼科と家は歩いても5分くらいの距離なので助かりました。
厚みのある眼帯なのでメガネをかけることができません。
でも無いと危ないので片手でメガネを支えたまま帰りました。
無事に家についてからが大変でした。とにかく昨日は一日何もしてはいけないのでTVを見ようとか思っていたのですがまずメガネを普通にかけられないので結局何もしないままゴロゴロしていました。
たまには何もしないのもいいかと思っていたのですが夜になって食事するのに片手でメガネを支えていては何もできないので家にあるものでどうにかできないか考えました。
つるに輪ゴムを結び付けて輪っかを耳にかけてみたら両手が使えてどうにか固定できました。
普段の視界の1/4くらいしかないのでこれはさすがに包丁使うのは怖いと思ったので冷凍食品と食べきりサイズにサラダで済ませることにしました。
料理はこれで十分だ!と思いましたが実際、温めたものを皿にだそうにも距離感も大きさがよくわからなくて何度も顔の角度を変えながら取り出しました。
お茶用のお湯を沸かして急須にそそぐ時も少し自分の手にかけてしまいビックリしました。
食べてる時も左側が見えてないので全部食べたと思ってもお皿の左側に少し残っていたりしていました。
前回手術した時は利き目ではなかったので、今回のようにこんなに見えなくて遠近感がなかったと思わなかったと記憶してます。
それにその時は、まだ母が家にいたので食事などはやってくれていたのも思いだしました。
一人だとこんなに不便で大変だったんだと思い知らされました。
一週間は頭と顔は洗ってはいけないのがちょっと嫌なところですがバイ菌が入っては元も子もないですからね。
ありがたいことに暑い時期は過ぎてるし、そこまで汗はかかないで済むのはラッキーですね。
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