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PREMIUM SSTR 2022参加レポート(前日編)

 SSTR(サンライズサンセットツーリングラリー)というモーターサイクルイベントがある。以前からなんとなく知ってはいたのだが、昨年参加してその魅力に嵌ってしまった。今回は10周年のPREMIUM開催らしい。備忘のために、その参加レポートを記したい。

 新型コロナウイルスの感染者数もなかなか収束の兆しがあるようで無い。それでも各種イベントの開催者は対策を取りながら、なんとか開催に漕ぎ着ける道を模索しているようだ。その甲斐あって、人流も戻りつつあるように思える。まだまだ予断は許さないが、個々人が出来る限りのことをやるしかないのだろう。
 さてSSTR(サンセットサンライズツーリングラリー 以下SSTRと略す)というイベントについて、ご存じない方のために説明したい。
 

5月開催時のゴールシーン

公道走行可能なモーターサイクル(排気量は問わない)で、日本海沿岸以外の一般車両立ち入り可能な任意の海岸沿いから、そのポイントにおける日の出とともにスタートし、日没までにゴール地点の石川県の千里浜なぎさドライブウェイを目指して走るというもの。途中、各地に主催者が設定した「指定道の駅」があって必ず一か所以上立ち寄らなければならなかったり、太平洋岸に「岬ボーナスポイント」があったり、当日Webサイトで発表される「びっくりボーナスポイント」があったりする。ちなみにこれらはすべて3ポイント、その他の道の駅は2ポイント、高速のSAやPAはそれぞれ1ポイントとなっていて、「指定道の駅」を含めて10ポイント以上を獲得しないとゴール認定されないという仕組みである。現在はスマホやタブレットなどで主催者が提供するシステムに登録し、そこから立ち寄りポイントを送信して記録する。便利な時代になったものだ。システムが使えない参加者や、途中システムトラブルで送信できなくなった場合は、事前配布されたルールブックに手書きで記録して提示することになるらしい。
 単純に言うならば、太陽と追いかけっこしながら一日中走るだけのイベントである。興味の無い人にとっては実に無意味な行動に見えるだろう。
 だが、それがいいのだ。
 無駄に見える行動から新たな発見もある。娯楽とは無駄を楽しむことだと思う。



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かなり主観的ではありますが、実際のルートを思い浮かべながらお読みいただければ幸いです。

2022年、開催から10周年を迎えたSSTR(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)への参加レポートです。前日のスタート地点までの移…

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