シャンプーをやめると、髪が増える 抜け毛、薄毛、パサつきは“洗いすぎ”が原因だった!
「こんな方にオススメ」
・髪の悩みを抱えている人
・シャンプーの見直しをしたい人
・自然派志向の人
①シャンプーでハゲる理由
一番の原因は「皮脂腺と皮脂」です。
シャンプーをすると、頭の「皮脂」を洗い流し皮脂が不足する。
そのため皮脂を大量に作って補おうと「皮脂腺」が大いに発達する。
皮脂腺が発達しすぎると、毛に供給されるはずの栄養の多くが皮脂腺にいく。
そのため、毛は栄養不足の状態になり、毛が十分に成長できなくなる。
②シャンプーは髪自体も傷める
頭皮から出ている髪は死んだ細胞で、一番外側にあるのが「キューティクル」です。
このキューティクルをコーティングしているのが皮脂です。
シャンプーの強力な洗浄力によって、この大事な皮脂を必要以上に落とします。
皮脂という天然のコーティングを失ったキューティクルは乾燥してめくれあがり、内部のコルテックスやメデュラも損傷を受けます。
皮脂があれば、皮脂より劣るリンスやトリートメントを付ける理由は何一つありません。
③シャンプーをやめる不安材料
(1)不潔?
シャンプーを使わずに水だけで洗っているほうが、皮脂の分泌量が少なくなる分、頭皮も髪も清潔に保たれるのです。
人間の体から出るもので、水で洗い流せないものはひとつとしてなく、汗も皮脂も血液も、大便も小便も全て水で流せます。
だから、水で洗ってさえいれば、髪も体も清潔に保たれるのです。
(2)不快なニオイやベタつきは?
ニオイの元は、皮脂が酸化してできる皮脂酸や過酸化脂質、アンモニアや硫化物です。
それらニオイの元は全て水で流せます。
シャンプーをやめたばかりの頃は、皮脂がまだたくさん出ることによって、ベタつきやニオイが気になるかもしれません。
でも、シャンプーを断って4~5ヶ月も経てば皮脂量が減ることによって、皮脂腺が縮み、気にならなくなります。
④洗うときの最適な水温
34~35度のぬるま湯が最適。
水温が38度以上になると、保湿のかなめである細胞間脂質(肌内部の水分が蒸発するのを防ぐバリアの役割を担っている)を溶かして、体を乾燥させてしまいます。
水温はなるべく低くして水圧も強くし過ぎないように弱めて使います。
ただし、冬などで冷たすぎると感じたら、少し温度を上げても構いません。
『まとめ』
シャンプーは不要。
なぜなら、シャンプーをする→皮脂がなくなる→皮脂腺が皮脂を必要以上に作る→ベタつく、ニオイが気になる→シャンプーする・・・と、シャンプーを生涯使い続けなければいけない負の連鎖となる。
そもそも、シャンプーを使わなくても「汚れやニオイの元」は水で洗い流せる。
洗うときの適温:34~35度のぬるま湯が最適。
洗うときの指使い:ゴシゴシせず、頭皮は指の腹で軽くうぶ毛を撫でるように洗う。