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甘〜いお話

甘味料に関する知識は、糖尿病の方、糖尿病予備軍。また、糖尿病予防のために知っておきたい知識です。

糖尿病は、サイレントキラーですから、いつの間にか糖尿病になっていて、あれよと言う間に合併症にかかって、大変な病気になってしまいます。

さて、黒糖が体に悪いといわれる理由

黒糖は美味しい甘味料として広く使われていますが、いくつかの健康上の懸念があります。

最近では、黒糖を利用する食品も多く、原産地の沖縄以外でも多く流通しており料理でも幅広く使用されています。

近年の健康ブームで黒糖は避けるべき食品として上げられることが多いですが、なぜネットや口コミで黒糖を批判する声が多いのか紹介します。

血糖値が急激に上がりやすい

黒糖は急激な血糖値の上昇を引き起こすことがあります。

これが血糖値スパイクです。

これは、その高い糖分含有量に起因します。

急激な血糖値の上昇は、糖尿病や肥満のリスクを増加させる可能性があります。

また、血糖値が急激に上がることで、心筋梗塞や神経障害などの病気になる可能性もあります。

よって、血糖値が急激に上がる要因となるので体に悪いと言われています。

しかし、私の場合のように血糖値を短期間で下げるために、SU薬やインシュリン注射を習慣にすると、血糖値が下がったときに低血糖症状を起こす事があります。そのまま活動していると転倒などの危険にもなります。

そんな時は、黒糖飴を一つ口に入れて舐めれば、低血糖は、おさまります。それだけ糖質が高いのです。

糖尿病の方は、何よりも黒糖飴を持ち歩くと良いでしょう。

短時間でエネルギーになる

黒糖には急速にエネルギー供給を行う糖分が含まれています。

運動前や疲労感がある時に摂取することで、迅速なエネルギー補給が可能です。

疲れた体を効果的にリフレッシュできます。

急いでエネルギーになるものを入れたいという方は、黒糖を食べることをおすすめします。

虫歯になりやすい

黒糖を過度に摂取することは、歯の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

黒糖には虫歯の原因である酸が含まれているため、歯の状態を悪化させることがあります。

また、黒糖は口内に残りやすくしっかりと歯磨きをしなければ虫歯になる可能性が大です

老化を催促させてしまう。

また、黒糖に含まれる高濃度の糖分は、コラーゲンと結合し、肌の老化を促進する可能性があります。

過剰な摂取はシワやたるみの原因になります。

近年「砂糖」自体がそもそも良くないとされている要因としては、老化促進の効果があることから黒糖も避けられるようになっています。

いつまでも若々しくいたいという方は、なるべく黒糖をとらないようにしましょう。

ニキビができやすくなる。

糖分摂取が過剰な場合、皮脂分泌が増加し、ニキビが発生しやすくなります。

黒糖の甘味料としての使用に注意が必要です。

白砂糖よりも濃度が高い黒糖は、食べ過ぎると肌が荒れてしまうので量をしっかり考えて摂取することが大切です。

黒糖を楽しむ際には、適度な摂取とバランスの取れた食事が重要です。健康上の懸念を軽減するために、食生活に注意を払いましょう。

ここまで黒糖のデメリットを紹介しましたが、もちろん摂取することでいい効果もあります。

摂取量を適切に守ることで、下記の黒糖の良い効果を得ることができます。

是非参考にしてください。

①むくみ改善効果

黒糖にはミネラルやビタミンが豊富に含まれており、特にカリウムが多く含まれています。

カリウムは余分な塩分を排出し、むくみを改善するのに役立ちます。

日常的に摂取することで、体の浮腫を軽減できます。

特に女性でむくみを気にしている方は、毎日適量の黒糖を摂取することでむくみを改善することができます。

私は、ご存知のように「網膜静脈閉塞症」を患っています。血管の病気ですから硝子体に浮腫みが発生します。そこで、毎日小さじ1杯分の黒砂糖を使っていますが、半年程してから浮腫みが出なくなりました。

②便秘解消効果

黒糖は食物繊維を含んでおり、腸の働きを活性化させるのに役立ちます。

便秘を解消し、正常な排便を促進します。

消化を助け、腸内環境を改善する効果があります。

もちろん摂取量を守らなければ得ることができない効果なので、注意が必要です。

③シミやそばかすを防ぐことができる

黒糖に含まれる抗酸化物質は、紫外線から肌を守り、シミやそばかすの発生を防ぐのに役立ちます。

黒糖の原料となるサトウキビの農家さんは、シミやそばかすがほとんどなくとても肌がキレイだと言われています。

食べ物で肌をきれいにしたいという方は、是非黒糖を摂取してみるにもいいですね。


④ダイエット効果がある

黒糖には白砂糖に比べて多くのミネラルが含まれており、代謝を促進する役割を果たします。

甘いものを食べて痩せることができるの?と思いますが以外と黒糖をダイエットとして利用する方もいます。

また、甘みの強さにより、過剰な甘味料の摂取を抑え、ダイエットをサポートします。

黒糖は美味しさと共に、これらの健康に良い影響も提供します。


黒糖の1日の目安となる摂取量は?

先程黒糖のメリットを多くお伝えしましたが、それらの効果は全て摂取量を守ることで得られる効果です。

食べ過ぎることで、肥満の原因や生活習慣病になってしまいます。

では、黒糖はどのくらい食べれば良いのでしょうか?

下記を参考にしてください。

25gまでに抑えるべき

黒糖は、1日25gまでに抑えるようにしましょう。

25gは、小さな黒糖のブロックの5個分くらいの量です。

「そんなに食べてもいいの?」と思う方もいらっしゃると思うかもしれません。

ですが、25gは意外とすぐに摂取できてしまう量です。

例えば、缶コーヒーは砂糖が33gも使用されており朝に1本飲むだけでその日の砂糖摂取量を満たしてしまいます。

このように意外と25gは簡単に摂取できてしまう量なので、黒糖を食べる際は注意が必要です。


黒糖は、その特徴などにおいても、白砂糖との違いが存在します。

以下では、黒糖の基本的な情報と白砂糖との比較を説明します。

①白砂糖よりも時間をかけて作った砂糖

黒糖は、サトウキビや甘蔗の汁を時間をかけて加工し、蒸留や濃縮を経て作られます。

これに対して白砂糖は、精製過程で多くのミネラルとビタミンが取り除かれるため、加工に時間がかかりません。

よって栄養価も白砂糖よりも、黒糖の方が高い傾向があります。

②ミネラル・ビタミンが白砂糖よりも豊富

黒糖にはミネラル(カルシウム、マグネシウム、鉄など)とビタミン(ビタミンB群)が豊富に含まれています。

これらの栄養素は白砂糖に比べて保持されており、健康に良い影響を与えます。


よって、普段は砂糖を積極的に使用することはないが料理などでたまに使用するという方は黒糖を使用した方が栄養価が高いです。

③価格は少し高め

黒糖の製造に時間と手間がかかるため、白砂糖に比べて価格がやや高めです。

しかし、その価値は栄養価の高さや風味の豊かさに反映されます。

黒糖には2つの種類がある

黒糖には純黒糖と加工黒糖の2つの主要な種類があります。

これらの違いについて詳しく見てみましょう。

①純黒糖

純黒糖は伝統的な製法で作られ、ミネラルやビタミンを豊富に含み、濃厚な風味が特徴です。そのまま食べることができます。

②加工黒糖

加工黒糖は製造プロセスで一部の栄養素が失われることがあり、風味も純黒糖に比べて控えめです。

一般的に粉砕され、料理や飲料の調味料として使用されます。

また、料金も純黒糖よりも少し安めです。


黒糖と白砂糖は異なる特性を持ち、どちらを選ぶかは個人の好みで分かれます。

黒糖は栄養価が高く、風味が豊かな甘味料として広く愛されています。

黒糖は体に悪いけれど、甘いものを楽しみたい方には最高の甘味料です。


甘いものを絶つことはできないという方は多くいらっしゃると思います。

健康を気にしながらも、甘いものを楽しむ方法はいくつかあります。


以下は、黒糖の代替として考えられる甘味料や食品です。

①てんさい

てんさい糖は自然な甘みを提供し、カロリーが低いためダイエット中に適しています。

また、急激な血糖値の上昇を引き起こしにくい特徴があります。

②はちみつ

はちみつは天然の抗酸化物質やミネラルを含み、咳やのどの痛みを和らげる効果もあります。

代謝をサポートし、エネルギー源として利用できます。

私は日本蜜蜂の蜂蜜を愛用しています。日本蜜蜂は、デリケートで飼育が大変です。その分お値段もお高いですが、元気になります。


③メープルシロップ

メープルシロップは独特の風味を持ち、パンケーキやワッフルに最適です。

ミネラルや抗酸化物質を含み、砂糖の代替として用いられます。


④ラカンカ

ラカンカは低カロリーで、甘さを楽しむための代替品として利用できます。

血糖値への影響が小さく、ダイエット中の選択として一般的です。

⑤甘酒

甘酒は米から作られる甘い発酵飲料で、日本の伝統的な食品です。

甘味がありながら、発酵食品として腸内健康にも良い影響をもたらします。

また、甘みもあるので砂糖の代用としても問題なしです。


⑥みりん

みりんは日本の調味料で、甘味があり調理に広く使用されます。

料理に深い味わいを加えつつ、甘味を楽しむことができます。


ココナッツシュガー

ココナッツシュガーはココナッツの花蜜から作られ、ミネラルや食物繊維を含みます。

その甘さは黒糖に似ており、焼き菓子やコーヒーに使用されます。

これらの代替甘味料や食品は、黒糖の代わりに利用できる選択肢です。

好みや健康上の要因に合わせて、甘いものを楽しむ方法を見つけることができます。

色々、試してみてください。

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