BTSの魅力とはなにかを私なりに考えてみた。
ワクチンの副反応でつらかった時、そして楽になった時、ずっとなぜか頭の中に BTS が流れていた。
それは自分でもビックリな出来事で、なぜ彼らの歌がここまで私の心に心地良く浸透しているのか、少し考えてみることにした。
はっきり言って私は、世間一般で言われている〝ARMY〟ではない。
テレビで出ている彼らを観たのが初めてであり、それがいつだったかも覚えてないくらいで、最初の頃は『あ〜K-POPね〜』ぐらいで、それほど興味も持たなかった。
しかしある日「Stay Gold」を耳にした瞬間、私の中で何かが煌めくのを感じたのだ。
ーーなにこれ…?ステキすぎる…♪
優しすぎるメロディー、心地良いハーモニー、完璧な透き通るようなハイトーン。
その全てが私を魅了したのだ。
それから間もなくして、グラミー賞ノミネートの快挙を達成し、数々の賞を受賞することになったあの「Dynamite」がこの世に放たれた。
誰もが元気になれるこの曲。
この今の時代のこんな世の中だからこそ、いろんな国の色んな沢山の人たちの心に強く残る名曲になったのかも知れないと思う。
そこから私は彼らの曲を色々聴きだし、MVを探し始める。
テレビに出演するとなれば録画し、編集をし、何度も繰り返し観るまでに。
正式デビューは2013年だそう。
当初は歌とラップに集中するヒップホップグループとして活動する予定だったけど、ダンスパフォーマンスに重点を置いたアイドルグループへコンセプト変更しており、それを受けて辞めていく練習生もいたらしい。
デビュー3年目にしてようやく、タイトル曲「I NEED U」で様々な音楽番組で1位を獲得することに。
この曲も大好き♪
そんな BTS に関する話しで、最近驚いたことが幾つかあるのでそれを書きたいと思う。
〝ARMY〟の皆さまなら知っていて当然のことだとは思うのだが、そこまでのファンでないかも知れない私にとって、このことはどれも『え〜っ!そうだったの〜!!』ってなったので、まだ知らない私世代の〝にわかファン〟とまではいかないまでの〝隠れファン〟の方々にお教えしたいなぁと…(『そんなん前から知ってるわ!』などのお叱りのコメントはお許しください)笑。
まずひとつめ。
なんと大阪の〝吉本新喜劇〟に出演していた!
これは2017年のお話だそうで、2月18日の韓国公演を皮切りに行われた40万人動員予定のワールドツアー日本公演『2017 BTS LIVE TRILOGY EPISODE Ⅲ THE WINGS TOUR ~Japan Edition~』が、5月30日に大阪城ホールにてスタートしたらしい。
5月30日・31日・6月1日の3days 公演を終えた6月2日には、なんばグランド花月にて行われた吉本新喜劇(11:00の回)にゲスト出演。
初めてのズッコケも完璧!
最後には5月10日にリリースしたシングル「血、汗、涙」のダンスを披露。
さらに同日、兵庫県の阪神甲子園球場で行われたプロ野球交流戦『阪神タイガース対北海道日本ハムファイターズ』戦にて、JUNG KOOK が始球式を務めたという。
サービス精神旺盛な彼ら。
〝カッコいい〟〝可愛い〟〝皆んな仲良し〟。
このキーワードで私が思い当たるのが、あの国民的アイドル「嵐」である。
実は私、娘に誘われて入ったのがきっかけで、現在もなお「嵐」のファンクラブ会員。
同じファンに愛されるグループとして、幾つか共通点があるように感じた。
それが〝カッコいい〟〝可愛い〟〝皆んな仲良し〟なのだ。
次に驚いたのは、「嵐」と並ぶほどのあの皆んなに愛される〝国民的アイドル〟が歌詞に出てきているという事実。
それがこの「IDOL」という曲。
「OHOHOHOH〜♪」のあとに続く、2フレーズ目が始まったあたりに出てくる。
MVが楽しすぎて聴き取れなかった方のために。
ちゃんとポーズまで!
こちらは和訳ですが、確かに〝アンパンマン〟の名前が♪
Face off just like ジョン・ウー,ay
Top star with that spotlight,ay
時にスーパーヒーローになって
回す君のAnpanman
時間 足りない
迷う暇すらない
I do my thang
I love myself
我々庶民に身近な存在のヒーロー〝アンパンマン〟 が出てくるあたり、これを作った人は憎いことをするね〜♪となる。
MVには〝和〟の要素が他にも盛り込まれていて、見応えのあるものに仕上がっている。
日本人としては嬉しい限り。
そして最後に思うのは、やっぱり BTS ってカッコいい!ってことだ。
2018年9月、国連本部にてリーダーの RM が若者たちに向けてスピーチしたのも有名なお話。
他人の目を気にすることなく、自分自身を好きになってほしい――。そんなメッセージが世界中の人々の共感を呼んだ。
スピーチを投稿した国連児童基金(ユニセフ)のツイッターには、いろいろな言語で自身の生い立ちや心情、悩みを語る若者のコメントが溢れたという。
BTS の人気はもはや、学術的な研究対象になっているそうで、2020年1月にはイギリスのキングストン大学で「BTS学会」というものが開かれたらしい。
これも驚きの事実。
世界20カ国以上から社会学、経済学、文学、音楽といった幅広い分野の研究者や学生が140人以上参加し、BTS についての研究内容を発表し、語り合ったという。
本当にすごい。
もはや革命を起こしているとも言える。
彼らの魅力は色んなところで花開き、色んな人の心に寄り添い、そして生きる力となっている。
でもそれらは、彼ら自身の努力の賜物であることは間違いない。
素晴らしいパフォーマンスをいつもありがとう♪
気持ちが落ちている時、あなた達のダンスと歌を観て聴いて、いつも元気をいただいています。
ここに感謝とリスペクトを込めて。
最後までお読みいただき有難うございました♪
ではまた。 Tomoka (❛ ∇ ❛✿)