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54歳が3歳の孫に教えられ、遊んでもらった話

ふたたび私の3歳の孫(男の子)のお話し。

以前のつぶやきはこちら ↓↓ 。

彼が最近、新たに覚えた言葉は

「若干違う」だ。

彼はトミカが大大大好きだ。

まだ3歳というのに

いつからコレクションなさっているのですか?

と言いたくなるぐらいの、

かなりの数のミニカーが家にある。

(上の写真はほんの一部)

(たまにあーやって並べて遊ぶのが彼流)

まーその3分の1ほどは、

ばーばである私が、孫可愛さでちまちまと

買い与えたものではあるのだが…。

彼はその全ての車種名を完璧に覚えていて、

例えば同じパトカーでも

「これはトヨタクラウンパトロールカー」

「これは日産GT-Rパトロールカー」

「これは日産フェアレディZパトロールカー」

というように、

字もまだ読めないのになぜわかる?

と不思議に思うのだが、

いつもしっかり明確に教えてくれる。

「へぇ〜〜」と感心する私。

私にはどれも同じに見えてしまい、

「似てるよね〜〜」と聞くと

彼は必ずキッパリこう答える。

「若干違う」と。

なるほど。言葉の使い方も完璧だ。

「ほぅ〜〜」と何も言えなくなる私。

そして彼は続けて教えてくれる。

「ねぇばーば、これさー

サスペンションがついているんだよー」


「……」

サ、サス、サスペン…ション…??

生まれてこの方、

54年も生きてきた訳だが、

それは一度も聞いたことのない言葉であった。

思わずスマホを手に取り、

ちまちまと調べる私。

【サスペンションとは】
または懸架装置(けんかそうち)という。
主に車両において、路面の凹凸を車体に伝えない緩衝装置としての機能と、車輪・車軸の位置決め、車輪を路面に対して押さえつける機能を持つことで、乗り心地や操縦安定性などを向上させる機構のこと。

本物の車は、乗ると少しボディが沈むのだが、

トミカも同じように、押すとトミカの

ボディが下がるように作られているらしい。

より実車の雰囲気を表現するための、

こだわりのアイテムという訳だ。

意味を理解した上で

私も孫のトミカを手にし、

少し上から押さえてみる。

「ぬあ!!」

確かに浮き沈みするではないか!

私は嬉しくなって、

次から次へとひとつずつトミカを手に取り

「これは?」「これは?」

と言いながら

上から押さえては孫とキャーキャー騒ぎ

楽しく遊んだのだった。



※最後まで読んでいただき有難うございます!

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