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昭和歌謡曲とともに大人になった私♪筒美京平名曲の数々♪1968年〜1979年

作曲家・筒美京平さんが2020年10月7日逝去された。

筒美京平さんの作品を筒美作品の編曲にたずさわりながら敬愛してきた直弟子である音楽プロデューサー・武部聡志さんを中心に、亀田誠治さん、本間昭光さん、松尾潔さんなどの名だたるトッププロデューサー陣と、それに賛同するアーティストたちにより、トリビュートアルバム「筒美京平SONG BOOK」が3月24日にリリースされた。

昭和の歌謡曲と言えば筒美京平さん。
その名前はよく目にもしていたし、耳にもしていたが、どの曲を作曲されていたのかははっきり覚えていなかったので、今回少し調べてみることにした。

特に私の記憶に残っている楽曲を3回に分けて年代順に著述(※YouTubeに上がっている動画をお借りしています)する。

まずは1968年〜1979年の名曲たち。

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●1968年 いしだあゆみ「ブルー・ライト・ヨコハマ」

第11回日本レコード大賞・作曲賞を獲得した曲である。
当時私はまだ1歳なので、私がこの曲を歌えるということは、それほど長く愛された曲だったということだろう。
「筒美京平SONG BOOK」では、アイナ・ジ・エンドがカバーしている。

●1971年 尾崎紀世彦「また逢う日まで」

筒美さん自身が作曲・編曲した曲。
第13回日本レコード大賞受賞。
インパクトのある出だしのイントロ。一度聴くと忘れられない圧倒的な歌唱力と声量。
「筒美京平SONG BOOK」では、俳優でもあり、バンド・DISH//のボーカルでもある北村匠海がカバーしている。
彼がテレビで歌唱しているのを聴いた。
彼にピッタリあったアレンジで、違う意味でグッときた「また逢う日まで」だった。

●1974年 郷ひろみ「よろしく哀愁」

若い頃の郷ひろみの曲の中で大好きなナンバー。
当時7歳の私には意味すら分からず口ずさんでいたのだろうが、この曲のテンポやメロディーが初めて聴いた時から私にはとても心地く、半世紀近く経った今でさえもそれは変わらない、素晴らしい名曲である。

●1975年 岩崎宏美「ロマンス」

『あなたお願いよ〜』から始まる、歌詞とメロディーがスッと体に入ってきた楽曲。
「よろしく哀愁」と同様、心地良いテンポが8歳の私の心を鷲掴みにしたのを覚えている。
岩崎宏美は、1992年に公開された私の大好きなディズニー映画『美女と野獣』の日本語吹替版でポット夫人役に大抜擢され、テーマ曲でもある『美女と野獣』を歌っているアーチストだ。

●1975年 太田裕美「木綿のハンカチーフ」

大ヒットしたこの曲だが、当時8歳の私はもちろん、それからも実はこの曲の歌詞をそれほど考えたことはなかった。
「筒美京平SONG BOOK」 では、女優の橋本愛がカバーをして注目されている。
彼女がテレビでそれを歌っているのを聴いて、その歌詞のストーリーを再認識したという感じだった。
原曲はアップテンポでわりと軽快なメロディーであったため、これほどストーリー性のある悲しい歌詞であるとは思わず、私は46年もの歳月を経てそのことを知ることになった。

●1978年 中原理恵「東京ららばい」

第20回日本レコード大賞・新人賞、作曲賞を受賞。
当時11歳の私からしたら、中原理恵もこの曲も、とにかくカッコいいという印象だった。
「筒美京平SONG BOOK」 では、大好きなアーチスト sumika の片岡健太がカバーしている。

●1978年 岩崎宏美「シンデレラ・ハネムーン」

第20回日本レコード大賞・金賞受賞。
コロッケのモノマネで知っている方も多いであろうこの曲。
岩崎宏美の圧倒的な歌唱力に、子供ながら驚いた記憶がある。
「筒美京平SONG BOOK」では、一青窈がカバー。

●1979年 ジュディ・オング「魅せられて」

第21回日本レコード大賞を受賞した曲。
鳥のような白い衣装が有名。
当時まだ12歳の私にはかなり衝撃的な歌詞。
『悪い女だねー』となんとなく理解をしていた私だった。
「筒美京平SONG BOOK」では、Little Glee Monster の芹奈・かれんがカバー。

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ひとまず今日はここまで!

この記事を書きながら、懐かしい歌を聴いていると、子供の頃の自分に返ったような気がしてとても楽しい。

その時の自分は、50年後の今の私を想像すらしたこともなかった。

当時にタイムスリップできるとしたら、子供の私に『もっとこの時代を楽しみなさい』と助言をするだろう。

明日と明後日は、1980年以降の筒美京平さんが世に残した私の大好きな名曲をご紹介しようと思う。





※最後まで読んでいただき有難うございます!

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