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今期の漫画原作注目ドラマ3選〜その1〜

今シーズン放送中のドラマの中で、漫画が原作となっており、特に面白いと思って観ている3作品を紹介する。

ミステリと言う勿れ

フジテレビにて、毎週月曜21:00〜 放送されている『ミステリと言う勿れ』。

原作は、田村由美の漫画『ミステリと言う勿れ』(小学館『月刊フラワーズ』連載中)。

今期全てのドラマの中で、私が一番面白いと思っているのがコレ。

本作は分類としては「ミステリ」だが、作者の田村由美は「ミステリじゃないです むり そんな難しいもの描けるもんか」と主張し、それがタイトルにも反映されているらしい(Wikipediaより)。

【STORY】
主人公・久能整(くのうととのう)(菅田将暉)は天然パーマにコンプレックスを持つ、友だちも彼女もひとりもいない、カレーをこよなく愛する大学生。
社会で「当たり前のこと」として流されていることに常に疑問を持ち、とことん考え抜く性格で、膨大な知識と独自の価値観による持論をあざやかに展開します。
たとえ周囲で何が起きていようとも喋らずにはいられないため、「うざい、面倒くさい」と言われ続けて生きて来た青年です。
そんな整がある日、身に覚えのない殺人事件の容疑をかけられることに。
刑事たちから取り調べを受ける中、整は事件の裏に隠されたヒントや、刑事たちが抱えている悩みの存在に気づいていきます。
そして、特に「事件を解決したい」という思いはないまま、ただただ思いつくことをマイペースに話すうちに、いつのまにか事件の謎だけでなく、人の心まで解きほぐしてしまうのです。
フジテレビ公式HPより

毎回何かしらの事件が起きる。

そこに居合わせた整が事件を推理していくという展開なのだが、なんと言っても第一話が衝撃すぎてめちゃくちゃ面白かった。

面白いだけでなく、「僕は常々思ってるんですけど…」というセリフで始まる整の言葉の数々が深い。

当人はただ言いたいことを言っているだけ。

しかし結果、整のその言葉が「なるほど」となり、目の前にいる人に勇気や元気を与えたり、考え方を変えるきっかけになったりするのである。

瑛太演じる我路が、今後どんな風に整クンと再会するのかが楽しみである。

愛しい嘘 優しい闇

TV asahi にて、毎週金曜 23:15〜(2月4日放送【第4話】は 23:25~)放送されている『愛しい嘘 優しい闇』。

原作は、愛本みずほの漫画『愛しい嘘 優しい闇』(講談社「Palcy」連載)。

とりあえず1話だけ観てみようかなと軽いノリで見始めたこのドラマ。

しかしこれまた初回からどっぷりハマってしまった。

【STORY】
地元・山梨から上京し、長年の夢だった漫画家デビューを果たすも鳴かず飛ばず…。
現在は漫画家アシスタントとして働きながら、苦い毎日を送っている今井望緒(波瑠)。
そんなある日、14年前に卒業した中学校の同窓会が開かれることになり、発起人である初恋の人・雨宮秀一(林遣都)から受付担当の依頼が舞い込む。
「なんで私に…?」――女子生徒たちの憧れの的だった雨宮に、ただただ遠くから密かな恋心を寄せていただけだった望緒は、ドキドキしながら帰郷。
今や東京でIT企業の社長となっている雨宮をはじめ、地元で両親と共にワイナリーを経営している幼なじみ・深沢稜(溝端淳平)、東京で弁護士をしている本田玲子(本仮屋ユイカ)、地元の名家に嫁いで専業主婦となった野瀬優美(黒川智花)、地元の会社に務めるお姫様気質の岩崎奈々江(新川優愛)――仲良し6人組と懐かしい再会を果たす。
そんな中、久々に6人で集合写真を撮った望緒の脳裏にふと、過去にも同じような写真を撮った記憶がかすめ…!?
その矢先、雨宮の提案で、同窓会参加メンバーは卒業時に埋めたタイムカプセルを掘り起こすため、中学校を訪れる。
埋めた場所の記憶も定かではなく、手こずる面々…。
だが、雨宮が急用のため一足先に帰った後も、玲子の執念で捜索を続け、ようやくタイムカプセルを探し当てることに! 
その中から、「みんな 忘れないよ 中野幸」と書かれた紙を見つける望緒。
ところが彼女はもちろん、その場にいた同級生の誰もがどういうわけか、“中野”の顔を思い出せず…。
TV asahi 公式HPより

物語はドラマにありがちな〝過去に何か事件があった系〟ではあるが、展開が早くなかなか面白い。

しかし個人的に2話目から『あーこの人犯人だな』と思ってしまっている節があるのだが、最後は見事にそれを裏切ってほしいという切実な想いがある。

シジュウカラ

テレビ東京にて、毎週金曜深夜0:12〜(2月4日の放送は深夜0:32〜)放送されている『シジュウカラ』。

原作は、坂井恵理の漫画『シジュウカラ』(双葉社 JOUR COMICS)。

『愛しい嘘 優しい闇』同様、主人公が売れない漫画家。

実はこのドラマ、3話が放送されたあとに知ったドラマで、TVer で1話と3話があり(なぜか2話だけなかった…)どんな感じか観てみると、結構面白かったのだ。

【STORY】
「今更あの子に兄弟できたら、困っちゃうじゃん(笑)」「まだできるの?」「……」
結婚15年目。
夫・洋平(52)(宮崎吐夢)からの夜の営みの誘いを冗談めかして断ると、洋平はため息と共に背を向けて寝始めた。
倦怠感、というよりも嫌悪感を覚えてからどれくらいになるだろう…。
だがこの“幸福な人生”こそが何者かになりたかった私の最終地点…そのはずだった。
アシスタント歴20年を超えて夢を諦めた売れない漫画家・綿貫忍(39)(山口紗弥加)は、たくさんの思いを東京に残し地元に戻って筆を置いた。
だが皮肉にもその直後、昔描いた人気薄だった自作が電子書籍でリバイバルヒットする。
そして「これが最後」だと、再度本気で漫画と向き合うことに。
そんな中出会ったアシスタントは、橘千秋(22)(板垣李光人)という美しい青年だった…。
自分を一人の女性として、何より漫画家として敬意を持って接してくれる千秋に、忘れていたときめきを感じ始める忍。
ところが“不自然にも”、千秋も忍へ妙なアプローチをかけてくる。
そしてそんな千秋と交流する内に、忍の中に積み重なっていたある種の歪みが顕在化してくるのだった…。
テレビ東京公式HPより

兎にも角にも主人公の旦那が、胸くそ悪い(お下品でスミマセン)サイテー男。

一回りも若い綺麗な奥さんがいるくせに、子供が産まれて幸せこの上ない時に、まさかの浮気をしていたのだ。

挙げ句の果てには開き直り、妻を責める。

なんだかどこかで聞いたことのあるお話である(お気になさらず笑)。

そんなこともあり(?)、どんなふうにお話が進んでいくのか、はたまたどういうラストを迎えるのかが妙に気になる私。

中1の一人息子だけはどうか傷付けないように…と、切に願うばかりである。

以上、漫画原作の3作品の紹介でした。

私は漫画を読まないので、どの作品も原作は知らないのですが、ちょっと読みたくなるくらいどれも面白いドラマです!

観ておられない方は、今からでも是非観てみてくださいね♪




最後までお読みいただき有難うございました♪

ではまた。        Tomoka (❛ ∇ ❛✿)

PS: トプ画には椿さんの可愛いイラストを使わせていただきました♡

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