「やさしい子」
今日はちょっとだけ、家族自慢をしようと思う。
自分で言うのもなんだが、私が育てた3人の子供達は、本当に優しい子に育ってくれたと思っている。
そして3人ともちゃんと、それ以上に優しいパートナーと巡り会い、本当に嬉しく思っている。
家族が増え、それぞれ仲良く暮らしているということ。
こんなに心強く、幸せなことはない。
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例えば長女。
仕事と子育てで毎日忙しくて疲れているのに、こども2人をママチャリの前の後ろに乗せ、わざわざ母の日に花束を買いに行って持ってきてくれた。
旦那さんも本当に優しい人。
家事や子育てにも積極的に参加している。
私としては、新しく息子がひとり出来たようで、側に居てくれるというだけでこんなにも心強いのかと感謝している。
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そして長男。
ここぞという時に頼りになる我が家の一本柱。
私が大手術をした時、2回とも何時間も付き添ってくれていたのが長男。
娘たちに比べると、頻繁には会えない距離に居るけれど、よくできたお嫁ちゃんが居てくれて安心している。
可愛くてしっかりしていて気遣いのできるお嫁ちゃん。私のガン告知の時も、真っ先に泣いてくれた優しい人。
福祉に関する国家資格を取り、人と福祉サービスをつなぐ架け橋として働いている頼もしい息子。
最近新しい命が芽生え、ふたりのパパになろうとしている。
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それから末っ子の次女。
母の日に渡せなかったからと言って、私の大好きなケーキをわざわざ買いに行き、彼氏と一緒に家まで届けてくれた次女。
私と母の分のいちごタルト。
こういうご時世なので、自分たちはすぐ帰ると言い、ホントにものの5分で帰ってしまった。
前から緊急事態が解除されるまでは、高齢のばーちゃんには近付かないようにすると言っていた次女。
もしものことがあっては大変と、気を遣ってくれている。
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そして…優しい子と言えば忘れてはならないこの子。
長女の息子、3歳の私の孫コータ。
この記事を書くきっかけとなったのがこの子である。
1歳の頃から優しい子だった。
(そのエピソードがこちら↓↓↓)
3歳となった今も、その優しさは変わらない。
その子がパパとママと妹の4人で近くの公園へ出掛けた時の話し。
皆んなで四つ葉のクローバーを探したらしい。
「葉っぱが4枚あるのを探すんだよー」
するとすぐ、3歳のコータが
「これなんまい?」
とママに聞いてきた。
コータは本当に一瞬で四葉のクローバーを探し当てたというのだ。
それにはパパもママもビックリして、もちろん
「コーちゃん、すごいねー!」
となったらしい。
でもコータは、その四葉のクローバーを持って帰ると言わず、なんとばーばーばー(私の母、コータの曾祖母)にあげると言ったのだ。
そしてその足で家まで届けてくれた。
受け取った私の母はビックリ。
それは本当に立派な四葉のクローバーだった。
「まーこんなの見たことないわー♪」
とばーばーばーは大喜び。
私はすぐに押し花にすることに。
それから何日か経ってからまた子守をした時に、コータとハナを連れて、再度同じ公園に行ってみた。
四葉のクローバーを探してみるが、やはりちょっとやそっとでは見つからない。
というより、ない!
それを一瞬で見つけたというコータ。
すごいねコーちゃん♪
しかもそれを人にあげるって…
本当にコーちゃんは優しいね♪
母がいつでも見れるように、額に入れて飾ってあげた。
咄嗟に挟んだキッチンペーパーのエンボス加工の柄が、葉にくっきりついてしまったが…それも可愛いということで許してもらった!
***
そして一昨日。
その日私は家で2人の子守をすることに。
お昼寝をしようとしていた時、2つのクッションをそれぞれ枕代わりにしていたコータとハナ。
まだまだ遊びたい2人を寝かせるのは至難の業。
私も同じようにゴロンと横になり、寝たフリをしていた。
するとコータが
「ばーば、はい、ここ」
と言ってクッションの端っこに頭を乗せなおし、空いた半分を指さした。
頭に何も敷いていない私を見て、自分のクッションを半分使わせてくれるというのだ。
もう…ばーば泣いちゃう。
「ありがとう」
そう言いながら思わずコータをギューっと抱きしめた。
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我が家の優しい子たち。
私の自慢の子たち。
私をお母さんにしてくれて、ありがとう♪
私をばーばにしてくれて、ありがとう♪
ばーばは今、最高に幸せです。
※最後まで読んでいただき有難うございます!
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