
朝
目覚めると
彼が私を見つめていて
キスを
してくる
渇き気味の
舌を絡ませ合い
互いに
湿度を持ったとき
二人の
衣服は脱ぎ捨てられ
激しく身体が縺れ合う
身体を震わせ
体液が放出されたあと
疲れた二人は
惰眠の世界へ
昼近くの暖かさに
寝苦しく起きて
エアコンをつけて
そのまま私に重なる彼
部屋が涼しくなった頃
二人は汗を滴らせ息を切らして
落ち着いた頃に
彼がブランチを用意してくれる
いただきながら
これからの予定を立てる
着替えて
メイクをして
彼の前に立つと
本当に綺麗だ
と
囁きながら
私を容易く
抱きすくめる
出掛けられなくなるよ
と
息を切らして言う私に
もう
出掛けないで良いよ
このまま
ベッドにいこう
と
言う彼
だめ!
と
車のキーを持つ私
だって
ケンタッキーの
レッドホットチキン食べたいから
だって
期間限定なんだもん