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“お年頃の女性”におすすめの本とは

食にまつわるエッセイを書かせたら右に出るものはいない…といえば、平松洋子である。とはいえ、この手の本を読み飽きてしまい、平松さんの本からしばらく遠ざかっていた。

そして、今回久々に読んだのが「下着の捨てどき」(文集文庫)である。

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大きく分けて3つのテーマで描かれているエッセイですが、2章目の食にまつわるエッセイ「夜中の腕まくり」は、さすが! やはり、食にまつわる描写が素晴らしい。平松さんの文体が勉強になるので、何十冊も読んできた私ですが、久々に読んでみたら少し違和感を感じました。

最近は、どれだけ簡単に分かりやすく書くか…を目指し、そういう文章を書く人のものばかりを目にしてきたので、平松さんの文章が小難しいような、まどろっこしいような印象を受けました。こんなこと初めてなことだけに、自分でもビックリ。

漢字ひとつにしても、あえて難しい字をひらかずに使うところや、比喩の用い方など、今の私には読みやすさの反対側にある本という位置付けになってしまった。

でもこれは、今だけのこと。平松洋子の文章は、やっぱりすごいし、尊敬する。中年女子へのエールを、しかと受け止めました! 下着の捨てどき、心得ておきまする。

そして、お年頃女性におすすめの本といえば、横森理香さんだろう。

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この方の本も、たぶん全部読んでいるが、実体験に基づいた具体的なアドバイスが満載で、思わず「助かるよ~」と、半泣きしたくなるくらい(笑)

実体験ほど、強いものはないですからね。私の先行く先輩として、お年頃に効く、あんなことやこんなことを教えていただき、感謝申し上げます~。

さらに、私はスピリチュアルなことには、あまり興味はないのですが、タレントの吉川ひなのちゃんが「最近読んで一番良かった本」として紹介していたリズブルボーの本を読んでみた。

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これは、体の不調の原因を、各部所ごとに解説している本。たとえば、腰痛の原因を、肉体的レベルと精神的レベル、感情的レベルから解説しています。

「心は人に頼ってはいけないと思っている」など、背中でも、上下真ん中と痛む場所によって、その原因(感情面)が変わるのが面白い。

「あー、首が痛いなぁ」というときに、「精神的レベルでは、こんなことを抱えているのかぁ」と、自分でも気づかないヒントをくれるので、不調の際に辞書のように使用しています。

お年頃に不調はつきものですからね~。そんなわけで、楽しくホルモンの変わり目を乗り越える処方箋として、活用できる3冊を紹介してみました。


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