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日々の生活に色の力を借りてみるのもアリ!
なぜかわからないけど、やたらと、この色が好き!落ち着く!という色ってありませんか?
私は20代の頃、バリバリ仕事をしていたときは、無意識にオレンジ色と、ミントグリーン系の小物や服ばかり身につけていました。
そして、8年交際した人と別れた後、突然濃いピンク色が大好きになり(淡いピンクはダメ)、その色を身に付けると、落ち着く自分がいました。携帯も鞄も濃いピンクに変えてしまって。
それまでの私は、人生で一度もピンクが好きだと思ったことがなく、服も小物もピンクを身につけることが、恥ずかしいと思ったくらいだったのに。
それが今では、ピンクが一番好きな色になり、今度は濃いマゼンタ系のピンクではなく、淡いピンクが好きになりました。
このように、無意識に色を求め、状況によって好きな色が変わることを不思議に思った私は、カラーにまつわる本を読みあさりました。
すると、納得する答えが面白いくらい書かれていて、理屈抜きで心は、今の自分のバランスを取る色を求めることを知りました。
そして、色は、視覚だけでなく、なんと肌からも吸収することが実験で証明されているとか。
赤い部屋と青い部屋に、目隠しをして入るとどうなるかというと、赤い部屋では心拍数も体温も上がり、青い部屋では、その逆のことが起こったというのです。
ということは、肌に直接身に付けると下着の色は、気を付けないと血流がわるくなったり、ホルモンバランスや自律神経にも影響することがあるのだとか。
色に力があることを知ってから、その日の気分に合わせて、着る服のカラーを意識するようになりました。
気分がさえず、元気がほしいときは黄色またはオレンジ、仕事のやる気が出ないときは赤、気持ちをリセットしたいときは白、イライラするときはピンク、疲れたときは緑、集中したい、落ち着きたいときは青など。
そのため、クローゼットのなかには、いろんなカラーが並んでいます。
そんなわけで、もし、自分の潜在意識が求めている色を知り、適職や現在の心理、才能などが知りたいなら、カラーセラピーテストができる、泉智子「運命の色」(だいわ文庫)がおすすめです。
または、色を使って、仕事の効率を上げたり、勉強が楽しくなる、子育てに使える、料理が美味しくなる、リビングに活用すると幸せな効果が出る色、体の不調に合わせた色選びなど、具体的なテーマに沿って、色の効能を知りたいなら、七江亜紀「色は無言であなたを動かしている」(大和書房)を。
さらに、パーソナルカラーといって、肌の色で自分に似合う色を診断できるカードが付いた、七江亜紀「愛される色」(講談社)は、髪を染める際や服選びの際に役立ちます。
こんな、時代だからこそ、色の力を借りてみるのも、いいかもしれませんね。私は、着る服はもちろん、飾る花も、その時の気分に合わせて色をチョイスしています。
色の力って、あなどれません。興味がある方は、読んで体感してみてください。
ちなみに、カラーブリージングといって、色をイメージして呼吸することで、体に良い効果をもたらす方法もあります。
この本には、それが具体的に書いてあります。シワ、シミが気になり、肌を若返らせたいなら、ピンクをイメージした呼吸を、体調回復を意識しながら紫の呼吸、人間関係に疲れたら緑の呼吸をするなど。
私は体内浄化をイメージしつつ、キラキラ透明な光やキラキラしたピンクをイメージした深呼吸をします。
深い呼吸は自律神経にも良いので、なにも考えず、カラーブリージングするのも、健康効果が期待できるなと思います。お試しあれ~。
また、好きな色で使命がわかる心理テストや血液型別似合うカラーやヒーリング効果など、女性が好みそうな内容が満載のカラーセラピー本です。自分では気づかない自分を知るきっかけになるかもしれませんね。