私の祖父は
もちろん在日コリアンなのですが、
犯罪歴(前科)が有ります。
祖父の穏やかで誠実で
知的な人柄を知っている私は、
それを初めて知った時に
衝撃を受けました。
当時子どもだった私にとって
前科というのは
とんでもない事のように
思えてしまったんです。
祖父は私の反応に気付いて
すぐにその理由を
説明してくれました。
「終戦後しばらくの頃、日本人に殴られて、
殴り返したら私だけが罪になったんだよ」
その時代を悲しむように
祖父は私に打ち明けてくれました。
当時は敗戦でヤケッパチになって
荒れている日本人が多かったですし、
終戦してしばらく経つと
戦場から復員した荒々しい元兵士が
戻ってきました。
中には、「復員ゴロ」と
呼ばれるような
乱暴な日本人もいました。
そんな乱暴な日本人に
一方的に暴力を振るわれても、
在日韓国人は我慢して
耐えなければ
ならないのでしょうか?
なぐられても、
黙って殴られ続けなければ
ならないのでしょうか?
そんなの、おかしいですよね。
「終戦後に在日が暴れ回った」
というのはデタラメであり、
その実体は敗戦の悲しみで
荒れていた日本人の暴力に対する
正当防衛だったのです。
なので、
「朝鮮進駐軍」なる都市伝説は
完全なるデタラメであることを
知って欲しいと思います。
BLM(ブラック・ライブズ・マター)について
日本人はマジョリティなので
基本的に警察は公平な存在だと考えてます。
だけど、私たちマイノリティにとっては
警察は必ずしも公平ではないと
感じることが多いです。
だからBLMの運動についても
日本人と在日とでは
認識がすごく違うと感じてます。
この記事を読んで下さってる読者さんは
大阪府警で起きた「警察官ネコババ事件」を
ご存知でしょうか?
以下、Wikipediaより引用
警察の人たちは
社会に必要な大切な仕事をなさってます。
ですが、
「人を逮捕して犯罪者として世間に公表する」
という強力な権限を持っていて
その権限が公平に使われなかった時、
人の人生を破壊してしまうのだという事を
マジョリティである日本人にも
どうか分かって欲しいのです。