いつも仕事帰りには、家に帰ったらそのまま寝られるように、職場の近くの松屋に行って牛丼と豚汁のセットを食べてから帰る。 家に帰ったらYouTubeを観てだらだらする時間が延びに延びて、結局寝るのは夜中の2時とか3時になってしまうのだけど、「帰ったらすぐに着替え、コンタクトを洗って洗浄液に入れ、歯磨きを済ませたら翌日の準備をしてすぐに寝床につく」理想のナイトルーティンをこなす空想の自分に願いを込めて、松屋の牛丼をかき込む。 今日も松屋に行ったら、70を超えているであろうおじい
職場の駅前にタワマンができた。 1年ぐらいずっと工事をしていたから、タワーマンションが建つことはわかってはいたけど、いざ一階のテナントの明かりがついて、人が住み始めて、マンションがマンションの本分を果たすようになるとその異物感はすさまじいものになる。 タワーマンションもそうだけど、高層ビルほど人の生活や身体実感とかけ離れたものはそうない。 中学生が高校生のころ、新宿の高層ビル群の真ん中で空を見上げた。てっぺんが見えないほどの高いビルが空を覆って視界の大半を占め、視界がぐるり
9/29 9/30昨日、独立することに対してどんどん弱気になっていく感じがあって、でも来年で辞めるということは避けられない（自分でそういうふうに追い込んだのもあって引き返せない）感じもあって、どんどん死にたくなっていくから、まずは今の自分が始められるところから始めてみようと思って、とりあえず公民館で部屋を借りて週一の学習サポート教室みたいなものができないか聞いてみようと思い立った。 先週観た『ナミビアの砂漠』をもう一回観たくなったから1時開始の回を予約して、それに合わせて
9/26学習塾の多くは、その塾の、もしくは塾長の、教育理念を掲げている。でも、理念を掲げるということにどんな意味があるのだろうと思う。現場で子どもと関わっていると、自分が持っている理念みたいなものが、目の前の子どもの現実に対して何の力も持たないことに気づき、粉々に打ち砕かれてしまう。 9/27 仕事の合間に近所の文房具屋に行った。そういえばここ現金しか使えないな、と思って店主のおじさんに聞いたら、「現金しか使えないんですよ、ごめんなさいね」と謝られて、何に謝られているのかわ
映画を観た。タイトルは『ナミビアの砂漠』 どう解釈すればいいかわからないところが多くて、でもそう思うのは「映画は解釈して意味を見出すべきだ」というありもしない先入観がもたらした結果かもしれなくて、とりあえずこの映画を観た感想とかを考えるのは保留することにした。 いつも映画を観終わったあと、映画の世界からうまく現実に戻れなくてぼーっとする時間があるんだけど、今回はそれが結構長引いた。ぼーっとしたまま池袋の街をぶらぶらして、導かれるようにジュンク堂に入っていった。 くどうれいん
お彼岸ということもあり、実家に帰った。（永福にあった父の実家はもう解体され新しい家が建っていて、母は宮崎出身だから、正確には実家ではなく「今母が住んでいる家」である） 本当は昨日の午前中に帰って2泊する予定だったのだが、昨日はあまりの疲れで自分のベッドから全く動けず、今日のお昼になってようやく重い体を引きずって、八王子の奥地へ来ることができた。 まあ疲れていたとはいえ少し頑張れば家から出ることぐらいはできたはずで、それもできなかったのは母に対する甘えだったと思う。昨日はその
ここ2日間、ライブで疲れた身体を休めることもできずに定期テスト対策に入り、普段の授業とは比べものにならないほどの仕事量をこなしていたから、日記を書く余裕すらなかった。 仕事がようやくひと段落したから少し休めるかなと思って電車に乗った。 それが最短ルートなので普段は秋葉原で総武線から山手線に乗り換えて池袋に行くのだけど、秋葉原に着く前に座れてしまったから、乗り換えるのがめんどくさくてそのまま新宿まで乗った。 新宿で山手線に乗り換えると座れることもあるから期待してたけど、席は空
日帰りで仙台へ行ってライブをして飲んで帰ってきた。バンドメンバーが大学のころずっと一緒にやってたメンバーで、あんまり仙台に行ったという実感はなかったけど、楽しかった。 久しぶりのライブで最初は少し緊張してたけど、時が経つにつれ集中できていった気がする。数年前までライブのあとは、「ここはこうできたな」とか「もうちょっと歌をつなげられたらな」とか反省することが多かったけど、ここ最近のライブはもう少し素直に楽しかったなーと思うだけのことが多い。自分の限界を認められるようになったの
仕事自体はしたはずだけど、あんまり仕事をした感じがしない日があって、今日はそういう日だった。 中学生がみんな試験前で朝から教室を開けて、夜まで途切れることなく子どもたちと勉強していた。でも具体的に何をやっていたか思い出せない。数学も英語も理科も社会も教えてたけど、具体的にこれを教えた、という手応えがない。 これは自分の仕事の中身が薄いとかやる気がないとかそういうことではなくて、気分の問題だと思う。仕事終わりに英語の勉強しようとか、本を読もうとか思っていたけど、今日は本当に
昨日の夜、仕事が終わらずに終電で帰って疲れ果ててたから、朝は体があまりにも重くて、3日後にあるライブに向けてベースの練習をしようと思っていたけどほとんどできなかった。 そして今日の夜も、終電で帰った。なんなら最寄りまでの終電は普通に逃してしまって、池袋でレンタルサイクルを借りて帰ってきた。 疲れ果てている。 こんなに夜遅くになっても、明日は明日の仕事があり、いつもより2時間ぐらい早く行かないといけない。そこには何のつながりもない。 今日夜遅くまで仕事をしていたことと、明日早
これは翌日の9/13に書いている。 昨日は夜松屋で牛丼をテイクアウトして帰って食べて、朝に洗濯して干してた服をしまおうと思ったら、疲れていたのか途中で寝落ちしてしまった。たぶん、夜遅くまで仕事が残っていたからだと思う。 仕事というのは大体想定時間通りに終わらない。昨日も授業前の時間で片付けようと思っていた仕事の半分も終わらずに授業が始まってしまい、結局授業後の夜遅い時間になって処理するハメになってしまう。 前にYouTubeで、「見積りはほぼ失敗する」と言っている動画をチラ
修理に出していたベースを受け取って、そのまま仕事に行った。昨日のミーティングでコントラバスを持って行くと伝えたとき、同僚から物珍しい顔で、何で持ってくるんですかとか、ライブはいつあるんですかとか、どうやって運ぶんですかとか、色々聞かれた。 だから今日も持って行くときに、道で塾の生徒やその親御さんに会ったらどうしようと少し緊張していたけど、結局知り合いには会わなかった。 教室の使っていない部屋に置いたから、そもそも授業中に生徒に見られる心配はなかった。それでも、好奇心旺盛な子
最近、子どもたちに何かを説明するときにあえて書かないで説明する、ということをやっている。特に意味はないのだけど、書いて伝えると自分のイメージを楽に伝えられるから、あえて書かずに説明することでその難しさを感じてみている。今日もやってみたけど、具体的に何の説明をしていたか思い出せない。 でも書かないで説明するというのは本当に難しくて、いかに自分の学びが、「書く」という行為や書いたものを「見る」という行為に結びついているかがよくわかる。身体を通さない学びなんてないんだと思う。 そ
今日は楽しかった。朝11時から夜11時まで、休みなくずっと仕事をしていたけど楽しかった。試験勉強の合間にお昼を食べに行った中1の男子がラーメン屋で1800円（お小遣い月3000円）も使ったと嬉々として話してきたり、友達のお金だけ使ってお祭りで遊ぶんだと謎の決意を表明してきたり、気難しいのかと勝手に思っていたある生徒のお母さんがその子の今の現実としっかり向き合っていたことに気づいたり、笑ったり安心したりで色々なことが起こったけどとにかく楽しかった。そういう印象の日。幸せな感じが
今日は始業早々昨日の顧客対応について、2個ぐらい指摘され、それが割と自分の核心をつく言葉だったから、少し心が折れた。そしてちょっとイラッとしてしまった。 核心をつかれる指摘をされると、自分を全否定されたような気分になって、ドキドキして心拍数が上がる。心の防衛反応なんだと思う。でもそういう指摘って、自分の根本を見直す唯一の機会でもあるから、キツくてもちゃんと向き合ったほうがいい。 一方で、独立したらどうなるんだろうという不安もある。自分の欠点を指摘してくれるような人が誰もいない
今日は、いや今日も、朝起きれなかった。塾は学校が終わってからの時間が基本的な営業時間だから、それに合わせて出勤時間も遅くなる。おそらくどこの塾もそうだろう。定時は13時から22時。 始業する前に、本を読んだり勉強したりする時間を取りたくて1〜2時間前には最寄駅に着くように努力している。成功率は5%ぐらい。 今日も例に漏れず12時に最寄りに着くように家を出ようとしたのだが、朝起きようと思っても体が起きてくれず、この試みは失敗に終わった。こんな時間にすら起きれないとか終わってるな
