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京都御所

こんにちは。
ミュルアです。

少しずつ秋らしくなってきましたね。
急に冷え込んできたので、衣服を調整して風邪など引かないようお気をつけください。


ところで、先日【京都御所】を拝観してきました。
昔から御所が好きで、拝観は、4回目でしたが、何度行っても飽きません。

平安時代が舞台の大河ドラマ「光る君へ」の世界に入り込んだような感じがするぐらい没入感があります。

四方を見渡しても高い建物も無く、雅な内裏と四季折々の美しさがあります。


今回は、京都駅から地下鉄烏丸線に乗り、今出川駅で降り、受付のある【清所門】に向かいました。

以前は、事前に許可が必要でしたが、今は必要が無くなり、手荷物チェックだけで入ることが出来ます。しかも、無料で入れます。
ゆっくり歩いて、大体1時間ぐらいで拝観出来ます。

注意点としては、神社のような砂利をそこそこ歩くので歩き易い靴で行かれた方が良いかと思います。

中に入ると、宜秋門や御車寄が目に入ります。

宜秋門


御車寄
高位の貴族などが使用した玄関


御車寄は、諸大夫の間や清涼殿、小御所などと廊下で繋がっています。


ザクザクと音を立てて歩いていくと最も格式の高い正殿【紫宸殿】が見えてきます。

安政2年(1855)の造営ですが、平安時代の建築様式で建てられています。

今回残念だったのは、扉が閉められていて、【紫宸殿】の内部、とりわけ高御座(たかみくら)を見ることが出来なかったことです。

以前、春の特別公開で見たことがありますが、今回見れずにとても残念でした。

承明門からの紫宸殿


その代わりではありませんが、【紫宸殿】の前の【南庭】に入ることが許されていました。

南庭に入れるとは、思って無かったので、正直驚きました。

南庭から【紫宸殿】をバックに写真を撮ることが出来、写真スポットになっていました。

紫宸殿

明治、大正、昭和の即位礼が行われた


紫宸殿は、高御座がある正殿なので、とても厳かでした。

こういう神聖な雰囲気の場所は、他所ではあまり無いと思います。

続いて、進んでいくと、【清涼殿】があります。
【昼御座】(ひのおまし)と呼ばれる帝の御座があります。

清涼殿の昼御座


今回、もう一つ残念だったことは、紅葉の季節で無かったことです。

でも、お庭の美しさは、際立っていました。

御池庭


御内庭


御内庭の前には、孝明天皇などがお暮らしになった御常御殿がありますが、【藤壺】などの後宮や【聴雪】というお茶室は、公開されていません。

御常御殿


この先は、非公開


清所門から南方面


かなり歩いたのですが、とても楽しかったので、また桜や紅葉の季節に訪れたいと思いました。

いつ訪れても、日本人として誇りに思います。


もうすぐ秋の特別公開(R6.11.27-12.1)があり、高御座を拝観出来るのでお勧めです。

事前許可は不要ですが、非公開日があるので、宮内庁ホームページでご確認ください。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。



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