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待ちに待った日本語訳版!『エデュケーション』タラ・ウェストーバー

こんばんは。リリーです。

オバマ大統領のおすすめ図書リストのひとつ、と聞いて、昨年英語の原書で読んだ"Educated" (Tara Westoverさん著) ですが、なんと日本語版が出ていました!

邦題は『エデュケーション 大学は私の人生を変えた』

アメリカ人女性、タラさんの自伝です。

敬虔なモルモン教徒(サバイバリスト、と言った方が正確でしょうか)の両親のもとに生まれたタラ。

学校へ行かない、医療も受けない、といった方針の両親のもと育ったタラが、ある日大学へ行くことになり、初めて教育を受けたことをきっかけに人生をが変わり、大学で博士号を取るまでに。

これは、彼女の半生を振り返った自伝です。

教育の意味、毒親とのかかわり方、主体的になること(『7つの習慣』の「第一の習慣」ですね)、など、本当にいろんなことを考えさせられました。特に、私にとっては両親とタラの関係(大人になっても両親の教えを気にしてしまうもどかしさ)について共感し、今もふとタラのストーリーを思い出しています。

一部描写が辛い部分もありますし、いわゆる「美しい話」ではないかもしれません。でも、人生についていろんなことを考えさせられる1冊です。

また、読む人によって、共感する部分や解釈が異なりそうです。Amazonのアメリカのレビューを読むと、共感している人、そうでない人など、いろんな意見や解釈が出ています。

この本を用いて数名で読書会をしてみたら面白いかもしれません。

『エデュケーション 大学は私の人生を変えた』を読んだ方、もしよろしければコメントいただけますと嬉しいです。


私が原書(英語)で読んだ感想はこちら。



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