怒りについてのまとめ
怒りの研究はライフワークみたいなものだ。
怒りとお酒でずいぶん人生を無駄にしてきたから。
そんな私が、ようやく怒りについて一番しっくりくる説明に出会ったので、これで怒り研究シリーズは最後にしようと思う。
怒りには2種類ある
結論。
怒りには2種類ある。
1.純粋な怒り
2.心をガードするための怒り
1については健全な怒りなので、問題になることはない。体が危険に冒されているときなどに怒り戦い身を守るのは、体を持った動物として生きていくための生存本能だ。
問題になるのは、2の「心をガードするための怒り」。
怒りの根っこに別の感情があるのだ。
それは、
「悲しさ」
「無価値感」
「さびしさ」
このあたり。
人は圧倒的な悲しさの前では、怒っていることがある。
感じることが痛すぎる感情がある。
このことに自分ですら気が付いていなくて怒るのだ。
目の前の人が私を傷つける。圧倒的な怒りを感じる。だけど本当にその人は私を傷つけたいと思っているのか?もしそうでないとしたら、話し合うことで解決するのか?
怒り日記をつけよう
怒りを感じた時に、あえて「その奥の感情は?」と自分に聞いてみる。
そしてそれを「怒り日記」として書いていく。
つらい作業だけれど。
自分の古い傷に気づくきっかけになる。
圧倒された過去と、現在の状況を混同していることに気づくかもしれない。
私は悔しさに似た怒りを感じることが時々ある。
自分には抵抗する力がなく、傷つけられるがままになっている私。
圧倒的な暴力の前で傷つけられ、辱められ、悔しさで相手が見えなくなる。
自尊心が傷ついている。
私がガードしている感情は「無価値感」。
古傷によってふたたび現在傷つきなおさないこと。
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