あみだくじ
24年間、僕の中で謎に包まれていた「あみだくじ」の名前の由来が、昨日5/10(金)、こちらの記事[↓]が公開されたことにより、明らかになった。
※この記事(上のリンクの記事ではなく、今あなたが読もうとしてくださっているこの文章)は、日本人の僕とイタリア人の友人アンドレアがイタリア語で交わした会話を、日本語に訳したものです。
ほぼ会話のみで構成されているので、どちらの発言であるかを明確にするため、僕の台詞にはL、アンドレアの台詞にはAを、「」の前に付けてお送りしたいと思います。
L「お前、あみだくじ知ってた?」
A「知らない。見たこともない」
L「じゃあ『東洋独自のくじ』っていうのは本当なんだ...」
A「まぁ、kaeは君みたいに当てずっぽうは書かないからね」
L「...僕だってガチで記事を書くときはけっこう調べて、それっぽいこと載せてんだけど」
A「それはともかく、あみだくじ、おもしろそうだね。どうやってやるんだ...?」
L「上のA~Fのうちから1個選んで、縦線を辿っていくんだよ。その途中で横線にぶつかったら、必ずそっちに曲がらないとダメなんだ。そんな感じで下へ進んでいって、『○』に辿り着けたやつの勝ち」
A「なるほど。じゃあ俺はDにする。君は?」
L「実は、僕はもう正解を知ってるんだよね。こういうのが出てくると十中八九『やってみよう!』ってなるじゃん? だから、見つけた瞬間、無意識に答えを探しちゃう癖がついてて...」
A「...そういえば君は迷路も得意だもんな。勝率の高さはフライングの賜物か。チェスでも駒をすり替えるし... そんなことして勝って嬉しいのか...?」
L「嬉しいっていうか、楽しいね。相手に気付かれないように小細工すんの最高...まぁ、それは置いといて、あみだくじを背面カメラで映して指で辿って。ちゃんとできるか見ててやる」
A「うん...」
L「そうそう...あ、そこは右に行かないとダメだよ。横線とぶつかってるだろ」
A「でも、横に行ったら上に進んじゃうよ」
L「一時的にはそれでいいんだよ。次の縦線に着いたらまた下へ行くんだから」
A「下に向かっているのに上に行くなんてどうかしてる!」
L「どうかしてるのはお前だろ...」
A「...次の横線も上に行くのか?」
L「行くって言ってんだろ。同じこと二度言わせんな」
A「すごい坂だ...」
L「せめて二次元の坂くらい文句言わずに上れよ」
A「...次も上り坂だ...あ、終点に着いた。でも、『×』...」
L「残念。はずれだったね。まぁ、僕は知ってたけどw でも、やり方は分かっただろ?」
A「うん。これ、おもしろいね! 俺も作りたい!」
L「あー...じゃぁまず僕が見本をみせてやる。お前にはちょっとレベル高すぎるから...最初に、上のほうに等間隔でA~Fまで書いて。で、それぞれの文字の下からまっすぐに縦線を引いて、終点に『○』または『×』を書く。『○』は1個だけな。そのあと、縦線と縦線のあいだに適当に横線を引いていくんだけど、横線どうしが繋がったらダメだから」
A「じゃあ俺も作ってみるね」
L「これ以外にも、『○』と『×』の代わりに "別のもの" を書いて遊ぶこともできるんだよ」
A「おもしろいね! 俺も作ろう」
L「『石炭』ってなんだよ」
A「ベファーナの石炭。俺はCとDにするけど、君は?」
L「じゃあBとF...... なんで僕が石炭なんだよ...」
A「WWW WWW WWW」
L「...なぁ、アンドレア。僕、眠いから、そろそろ...」
A「やだ! もっと遊びたい! それに、君は嫌いなものもちゃんと食べないといけないから...」
L「『カタツムリ』は食い物じゃないって何度も言ってんだろ。しかもなんで僕がカタツムリなんだよ...」
A「次は、明日なにをして遊ぶか、あみだくじで決めよう。今度は君が作って」
L「僕、もう眠い...」
A「いいから!」
L「...これで最後だからな」
A「君は『旋頭歌』を引いたね! これからあみだくじの旋頭歌を作ろう!」
L「『寝る』も引いたよ。旋頭歌は明日な」
240511
(追記)