8#旅と私 もしも計画性があったなら
こんばんは。
これはもう、8年ほど前になります。
大学1年の夏休み、、、明けだったかな。
初給料で鉄道会社の企画するウォーキング企画で福島まで旅に出た。
計画をして、行くまではよかった。
ただ、交通の便に関しての爪が甘かった。
Suicaの使える区間が途中で終わってしまい、現金で払わざるを得なくなり、帰り帰れなくなってしまい、
企画を楽しむところではなかった。
そわそわするし、どうしたらいいか分からない。
泣きながら駅員さんに事情を話すも困らせるばかり。
すると、乗り合わせていた年配の方が、
「お嬢さん、来た時から困ってたみたいから、話しかけようと思っててね。」
と、必要なお金を貸して下さりました。
電話越しに母とおじさんが話していて、
落ち着いた時に携帯を返してくれて、
「実は僕もよくやらかしてしまって、助けて貰っているから、お礼だから、お金は返さなくていいよ」
と言って去っていきました。
きっと近所の方だったのだろう。
ちゃんと家に帰り、平穏に過ごせていること、
今はうちの人と暮らせていること。
あなたのおかげです、
ありがとう、と伝えられたら。
計画性のなさが産んだ自業自得を、
救ってくださった方に。
またどこかで会えるように、こうしてSNSでものをかき、写真を撮り、希望をつなぐ旅の途中です。
ありがとうの恩返しの旅。