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【あがり症】練習内容について考えてみる

あがり症のロン毛です。


先月から、大阪で開催させていただいている、

あがり症の方のための、
“あがっていいお話し練習会”。


今回は、
この会の「練習内容」について、
思いついたことを書こうと思います。


どうやって練習内容を考えたのか?


はじめに、練習内容を紹介します。



この”練習メニュー”、
一から自分で考えたのではありません。



実は、名古屋で開催されている、
“あがっていこうの会”の影響を
メチャクチャ受けています。

(てか、ほぼ同じ、、、汗)



どう言うことかというと、

私、今年7月に、
“あがっていこうの会”を体感したくて、
名古屋まで行ってきました。

(参考リンク)
「あがっていこうの会」を体感しに、名古屋まで行ってきた話



実際に練習に参加してみて、
本当に多くの気づきを得たんですが、
“練習内容”もその一つ。


私は、

「このやり方、マネさせてもらいたい!!」

と、思いました。



なぜかと言うと、

あがり症の方の気持ちに寄り添った
練習内容だと思ったから。



中でも、
いいなぁと、思ったのが「自己紹介」!


あがっていこうの会では、

“名前だけの「自己紹介」”と、
“あがり症に関する「自己紹介」”を、

別々にされていたんです。



それを、見た私、

「そういうやり方があるんや!」と、
感心してしまいました!



なぜなら、
その場が温まっていないうちに、

あがり症に関する自己紹介をするというのは、
心理的なハードルがメチャクチャ高い。


だから、
最初に名前だけの「自己紹介」をする。


そして、場が温まってきてから、
あがり症に関する「自己紹介」をする。


この二段構えの自己紹介、
素晴らしいアイデアやなぁと、思いました。



さらに!!


そのあがり症に関する自己紹介を、
“毎回”されていることも、素晴らしい!


以前もnoteに書きましたが、

自分のあがり症について、
人に話すことができれば、
気持ちの”わだかまり”が、とけていきます。


しかも、話せば話すほど、
話すことへの抵抗感が減ってくる!

(実際、トラウマ関連の本を見ても、
 言語化したり、人に話すことは、
 好ましいことだと書かれています。

 ただし、無理せず、安全な場所で!

人に話すということは、情動処理という観点からも重要である。持続エクスポージャ一療法でも、「トラウマ記憶を治療者に話す」ということが一つの柱となっている。情動処理の中心は、その記憶を想起して感情の体験を繰り返して馴化を進めることにあるが、これを最も有効に進めるための手段の一つが「体験を人に話すこと」である。

トラウマの現実に向き合う(P38)
/水島広子

・人は自分が抱く恐怖を客観的に捉え、それを他者と共有することによって、自分は人類の一員であるという感覚を取り戻せる。

・人は秘密を守って情報を伏せておくかぎり、基本的に自分自身と闘っている状態にある。自分の核心にある感情を隠すには厖大なエネルギーが必要なので、やり甲斐のある目標を追い求めるためのモチベーションが奪われ、辟易として、機能停止に陥ったままになる。

身体はトラウマを記録する(P380~P384)
/ベッセル・ヴァン・デア・コーク



こういった気づきが得られた点でも、
「名古屋まで行って本当に良かった!」
と思ってます。


道を切り拓いてこられた、
あがっていこうの会のりゅうさんはスゴイ!


私、ロン毛は、

「学ぶことは、真似ることからはじめる。」

そんな気持ちでやっていきたいと思います!


ということで、今回は以上です。

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