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【あがり症】練習会の振り返り(2025年1月)

大阪で
「あがっていい!お話練習会」を主催している、
ロン毛です。


昨日、今年最初の
「あがっていい!お話練習会」
を開催しました!


参加してくださった皆さん、
ありがとうございました!


今回も主催者として、
たくさんの学びを得ることができました。


緊張を実験する場所


「あがっていい!お話練習会」は、
参加者さんの”緊張の実験”を応援しています。

(その際は、私”ロン毛”がフォローしています)



昨日も、スピーチ練習の時間を使って
緊張を実験された参加者さんが数名おられました。



たとえば、
話している途中で緊張が高まってきたときには、

「今、(緊張が高まって)きました」

と言って、一旦話すのを止めてみる。


そして、
緊張がどう変化していくかをジッと観察する。

(観察しているうちに、
 緊張が少しずつ静まっていくことも多いです)


その後、「もう一度話せそうだな」と思ったら、
再び話し出してみる。



こんな感じで、実験していただいてます。



昨日はこうした練習を通じて、

「1回目の緊張の山さえ越えれば、なんとかなる」

と、気づかれた方が何名かいらっしゃいました。



このような気づきは、メッチャ大切やと思います。


身体反応の「不確実性」への恐れ


あがり症の方が最も恐れているのは、
自分の身体反応かも知れません。


ある時は普通に話せても、

別の時には
身体反応に圧倒されてしまうことがあります。


こんな風に、
自分の身体がどうなるかの予測が全くつきません。



この、「不確実性」が死ぬほど怖いんです。


不確実性を受け入れる


では、この「不確実性」の恐怖と
どう向き合えばいいのか?



最初にお伝えしておくと、

緊張をコントロールしたり、
無くしたりすることはできません。




つまり、不確実性を無くすことはできません。


なので、不確実性は受け入れる必要がある。



その上で、

「いざとなったら何とかできる」状態に
しておくことが大切だと思います。



たとえば、人前で話すとき。


私の場合は、

緊張を「発散」させるために、
こういったことをできるようにしています。


・「緊張してきました」と言う
・身体を動かす
・少し間を取る
 (可能であれば、聞き手に話を振るなど)
・ギブアップする     etc.



これらによって、
自分で緊張を発散できるようにしておけば、

たとえ不確実性があっても、
それに支配されることはなくなります。



ちなみに、心の傷は、

行動を起こして状況を打破することができない時に
できてしまいます。

私は自分が治療した患者たちのことを、頭の中でさっと思い返してみた。ほぼ全員が何らかのかたちで身動きがとれなくなり、行動を起こして状況を打破することができずにいた。闘争/逃走反応が妨げられてしまい、その結果は極端な動揺あるいは虚脱状態だった。

身体はトラウマを記録する(P58)
/ベッセル・ヴァン・デア・コーク


コントロール感覚を取り戻す


繰り返しますが、
緊張自体をコントロールすることはできません。


でも、
「いざというときに何とかできる」と思えることは、

自分にコントロール感覚を
蘇らせることにつながります。



昨日の練習会で参加者さんが体験された、
「少し間を取れば緊張が静まる」という気づきも、

まさに、コントロール感覚を蘇らせることに
つながるものだと思います。



緊張を実験された参加者さんは、
大変な勇気が必要だったと思います。


ナイスファイト!


本当に、お疲れさまでした!!


最後に告知です


2月の
「あがっていい!お話練習会」の開催案内です。


◆開催日時:2/9(日)14:00〜16:30
      2/23(日)14:00〜16:30
◆場所  :大阪梅田


参加希望の方は、
以下のサイトよりご応募くださいね!


★2月9日(日)開催分↓↓↓


★2月23日(日)開催分↓↓↓



私の体験談が
皆さんのあがり症克服の
お役に立てれば幸いです。

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