vol.17 日本一カンタンな「投資」と「お金」の本
おはようございます!
かなり久しぶりになってしまったのですが、
今回は読んだ本に関する内容です。
本日、紹介させて頂く本は、
日本一カンタンな「投資」と「お金」の本
難しい用語などを殆ど使わずに、
お金や投資の本質的な内容が書かれており、
タイトルにある通り、とてもわかりやすい❗️
私のような、初心者向け、の内容です。
今回、この本を手にとった理由は、
「復習」のためです。
結構前から株式投資を行っていましたが、
ちょっとプラスという程度でした。
未だプラスなので良い方ですが、
やはり株価や投資している企業の業績などが
気になってちょくちょく株価を見たりすると
いった生活を送っていました。
そして、私がたどり着いた結論としては、
費用対効果で考えるとかなり効率が悪いし、
何より株価・企業の分析に時間を割いたり、
常に株価が気になる生活は自分に合わない。
そう思い、株式投資を止めました。
(売買をやめ、保有していたものは放置)
そして、昨年より長期保有を目的とした
積立の投資信託に変更。
「時間を掛けない」・「意識しない」を
モットーにしていますが、そのベースとなる
考え方や背景を忘れないために継続して基礎的な
投資関連の本を読んでおり、今回もその復習が目的。
少し前置きが長くなってしまいましたが、
・投資を始めたいが何をしたら良いか悩んでいる
・投資にあまり時間を掛けたくない
・投資の基礎的なことから学びたい
こんな方々に是非読んで欲しい一冊です。
◆得た学び
(1)長期でインデックスファンドの積立投資を行う
私は既に昨年から開始しています。
何も考えずに決まった金額を毎月購入。
長い間続けていくことを考えておりますが、
もちろん将来的に金額を変更したり、購入する
投信を変更する事は必要に応じて行うつもりです。
常日頃から考えるという時間が減ったことにより、
かなりストレスが減りました。
(2)冷静で合理的な判断をすることは非常に難しいと理解する
人はお金が絡むと合理的な判断が
できないことが多々ある。
特に、人は失うことに対して得ること
以上の苦痛を感じるために、その苦痛を
回避するためについつい過剰なリスクを
とってしまう。
私も投資で正にこの経験があります。
保有している株の価格が下がった時、
追加購入を行う1株当たりの単価を
下げることをしましたが、結果として
さらに下がり損失が膨らんだという
経験があります。
もし、自身が冷静な判断が常にできると
思っていたら、その考え方は注意が必要
かもしれません。
(3)リターンではなく、リスク許容度から考える
これも投資を行う際によく言われています。
ただ、本当にその通りだと思います。
年率数%のリターンを得るためには、
その倍以上の%のリスクが付き纏います。
期待リターンを上げることで、リスクもどんどん
膨れ上がっていきます。
自身のお金がどこまでだったら減っても耐える
ことができるのか、このリスク許容度から自身の
投資で得られる可能性があるリターンの数値を
考えていくのが長期で続けるコツです!
◆先ずはやってみる
これは投資に限らないことですが、
「兎に角、先ずやってみる!」
これが鉄則だと思います。
もちろん、最低限の事前勉強は必要!
ただ、何事も体験しないと得られない
気づきや学びがやはり多く、このような
実践を通じた学びが大きく成長を促すと
私は思います。
株式投資での損失もかなり痛手ではありましたが、
自分自身に向いていないことが理解できたことで、
莫大な時間やストレス軽減を得たことは勉強代と
考えれば必要経費だったと思えます。
眠らせている貯金や現金が多い方は、
是非投資に関する勉強を始めて見て下さい。
長期投資の開始は、早ければ早いほど良い!
最後までお読み頂きありがとうございます!
Shun
著: 日本一カンタンな「投資」と「お金」の本
著者: 中桐啓貴