駐妻であることが不安なあなたへ
いよいよ冬支度の第一歩、
ビタミンDを飲み始めました。
駐妻見習いのもちこです。
さて、今回のテーマはズバリ駐妻の
キャリア喪失問題について!!
駐妻になってから、
他の駐妻さんから一番聞く悩み第1番。
「働かなくなって、
何者でもなくなってしまったような気がする」
これについての自分の見解を
勝手に述べちゃおうという回です。
もちこと退職
そもそも、
私は駐妻になるよりも以前に
仕事を辞めたことがある。
noteにも何度か書いたが、
持病の"UTSU" によるものである
最初は薬を服用しながら仕事を続けたが、
最終的に退職することになった時は
不甲斐なさで大人泣きした。
企業研究を重ね選んだ会社だし、
志望度も高かった。
そんな会社を、まさか自らが原因で
辞めることになるなんて...
驚きでしかなかった。
「パトラッシュ、疲れたろう。
僕も疲れたんだ……。」
気分は『フランダースの犬の』
最後のシーンのネロさながらである。
究極の"何者でもない" 爆誕!!
こうして私は、
独身! ニート!! 実家暮らし!!
の3拍子を携え、
"究極の何者でもない状態”になった。
悲しいかな...
全く望んでなった訳でないし、不本意極まりない経緯でそうなったにも関わらず、
世間ではなんと肩身の狭いこと!!
SNSで大学時代の友達から
「最近どうしてる〜??」と連絡をもらう時…
ふとしたアンケートの職業欄に答える時…
日常のありとあらゆる場面が
何者でもない自分を責めている気がして、
ホラー映画級に社会の目が怖かった(遠い目
色々あって駐妻見習いへ
時は流れ
おかげさまで今では体調も回復し、
結婚をして妻となり、
夫の駐在に帯同し、
時折リモートワークしたりなんかして、
"駐妻見習い"
などと名乗りながら暮らしている。
大変なこともあるけれど
それ以上に、こうして海外で暮らすという貴重な機会に恵まれてラッキーだと思っている。
これというのも、究極に何者でもなかった頃の自分を思えばこそ。だからこそ
「”駐妻” という肩書があるだけで
本当に有難いぜ…」
それが今の私の正直な気持ちだ。
もちろん、
「だから駐妻の皆さん大丈夫だぜ👍」
何て締めくくるつもりはない。
結論: 「何者でもない」と焦る駐妻さんへ
結局何が言いたいかというと
病気であれ、
出産や介護であれ、
どんな理由であれ、
人はふとしたはずみで
働けなくなる時がある。
それは選ぶ、選ばないに関わらずである。
そして、そんな状況にあるのは
意外にも自分1人だけではないのだ。
更にいうと今は輝かしく見える
バリキャリ街道を突っ走る人にも
そういう瞬間が訪れるかも知れない。
それが人生だ。(多分)
"何者でも無い"なんて
一時的な自分と他人との比較の問題であり
人生最後まで、
自分が何者かなんてわからない。
だからこそ、
自分が何者かにこだわるよりも
今置かれた状況の中で
1番ベストな方法を尽くして
自分の人生を前向きに捉えたい。
駐妻見習いのもちこは、そう思うのである。
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