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10月22日 消化酵素とシャバシャバカレー

・昨晩カレーを作ったんですよ。

玉ねぎを2個分、シーフードミックスを2袋。
シンプルなシーフードカレーを作ろうと思ってね。

玉ねぎサッと炒めて、シーフードミックスを冷凍のままドサッと入れて塩コショウ軽く振って水をドボドボ。


雑過ぎる。
でも美味くなるのがカレーの良いところ。


冷凍のエビが冷凍庫の奥底から発見されたので入れた。
鍋パンパン。


・シーフードミックスは煮すぎると固くなるらしい。
早めに火を止めて、ルーをぶち込みますわよ。

甘~~~~いカレーが好きなので、ルーは甘口と中辛を半分ずつ。
なんか2種類のルーを使うと美味いって聞いたので。

1箱の半量くらいかな。でも水多かったから後で調節しよう。



・甘~~~~いカレーが好きなので(2度目)、ここでハチミツをドボドボドボドボ~~!!!!!

最高。自分しか喰わねえんだし。



・とろ火にかけながら、ルーを溶かしていく。
このルーが溶ける時のカレーの香りがね!たまらんですわ。



あれ?
シャバシャバじゃね?
ぜーーーんぜんトロミつかない。


少しルーを足してみたが、それにしてもサラサラ過ぎる。


もしかして蜂蜜……??

その時のツイート。



・ちなみに味は完璧。自分好み過ぎる。

CoCo壱の甘口ポークカレーに3甘ソース追加したくらい。
(辛い方だけじゃなくて甘い方にカスタマイズ出来るのしってましたか?)

写真でもわかるシャバシャバさ。
美味しかったけども。

もち麦ご飯を初めて炊いてみた。
それも美味しかった。




・でもハチミツはよくカレーの隠し味に入ってるしな……。
なんでだろう……。
と思ったので調べてみました。

・S&Bのサイトにズバリ書いてた。


アミラーゼか!

ハチミツに含まれるアミラーゼという消化酵素がルーの小麦粉(デンプン)を溶かしていたんですね。

ハチミツにアミラーゼが入ってるのは知らなかったよ……。


・唾液とか膵液にも含まれるので、お玉に直接口をつけて味見した後にそのお玉を鍋に戻すのもダメ。

というかトロミ以前に衛生的にダメだろ。



・アレですね、あんかけ焼きそばとか食べてると最後の方に餡がシャバシャバになる現象。

それも箸についた唾液が餡の片栗粉(デンプン)を溶かしてるからなんだよね。


・ガッツリ加熱するとアミラーゼが不活性化するので、カレーに入れる時はハチミツだけ別皿でレンジしてから入れたり、ルーを入れる前にハチミツを入れて20分ほどグツグツさせとくと良いんだってさ。


・トリビア的な知識だけど、お米を炊く時にハチミツを少し加えるとアミラーゼがデンプンをブドウ糖に転化させるのでご飯が美味しくなるらしい。

やってみようかな。




・中学校の生物で習った知識が料理に活きてる……!!
高校だっけ、中学校でやらなかったっけ。

でもこういうのちょっと嬉しいよね。

ちなみに玉ねぎもミックスシーフードもシャバシャバの要因だった。
シャバシャバになるべくしてなった感。





・気になって蜂蜜をwikiで調べて見たらクッソ面白かった。

・水と混ぜて発酵させた蜂蜜酒は人類最古のお酒らしい。
蜂蜜酒の神も居る。

防腐作用があるので長期保存ができる。
痛みやすい食材を蜂蜜に漬け込むのもアリ。

浸透圧が高く、肉に染み込ませてから焼くと肉の水分を逃がさないので固くなりにくいらしい。

強い殺菌作用があって、キズぐすりとしても用いられた。
腸内環境を整えるので下痢にも効くらしい。
二日酔いにも効くらしい。
血圧も下げるらしい。


ローヤルゼリーの中には悪性腫瘍の発生を抑える成分が入ってるし、糖の構造的に分解されやすく血糖値が急激に上がらない。

「蜂蜜の歴史は人類の歴史」
という言葉まであるらしい。



チートか??



・想像の10倍くらい凄い食材だった。

これを知ることが出来たのも、カレーがシャバシャバになったお陰だ。

ありがとう、アミラーゼ。
ありがとう、シャバシャバカレー。


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