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"小学生のなりたい職業ランキング"の上位が、毎年ほぼ同じ理由。【やりたいことの見つけ方】
皆さんは、"小学生がなりたい職業ランキング"で、毎年上位にランクインする職業はご存知でしょうか?
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基本的に、医者・学校の先生・スポーツ選手・警察官・消防士・保育士は、毎年上位にランクインしています。
また最近では、Benesseの調査で、「YouTuberが4年連続1位」という結果になったことで話題になりました。
なぜ、"小学生のなりたい職業ランキング"の上位は、毎年ほぼ同じ職業が選ばれるのか?
答えは、「やりたいことは、知っていることの中からしか生まれない」からです。
"小学生のなりたい職業ランキング"の上位にランクインしている「医者・学校の先生・スポーツ選手・警察官・消防士・保育士・YouTuber」の共通点は、小学生でも一度は触れ合ったことがある、または見たことがある職業ばかりです。
ちなみに、大学生が就きたい職業ランキングも見てみましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1713483876271-Mv7MqQgwm1.png?width=1200)
大学生になると、小学生の約2倍の時間を生きているので、やはり就きたい職業も変わっています。
小学生のランキングで上位だった、スポーツ選手や医者、YouTuberは、当然のように消え、かなり現実的な回答になっていると思います。
つまり、小学生の頃は自分と身近な職業しか知らないですが、大学生にもなると、知っている職業の数が増えるのはもちろん、「給料の多さ」や「業界の将来性」、「自分が持っている能力」など、現実的なことを考えて、将来就きたい職業を選んでいる傾向があると思います。
様々な職業を知ることで、将来の選択肢が増えるという利点がある反面、円安や年金問題、税率アップ、人生100年時代といった日本が抱えている課題に対して不安を感じることで生まれた価値観が、本来自分がやりたいことを見えなくしているとも言えるでしょう。
また逆にいうと、そういった価値観がまだ形成されていない小学生は、"心からなりたいと思っている職業"を選択しているとも言えるでしょう。
したがって、やりたいことを探すには、まず世の中にある職業をたくさん知るというのが大前提です。
その上で、自己理解を通して、自分が持っている価値観の優先順位を把握し、それが「心からやりたいと思っているのか?」それとも、「自分の"お金を稼ぎたい"という価値観がその職業に就きたいと思っているのか?」というのを理解することが重要です。
そして、"心からなりたい職業"かつ、"自分の価値観も満たされる職業"が、私たちが本当に就きたい職業だと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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