座りすぎはなぜいけないのか?
腰痛専門サロン こはりの帯刀(たてわき)です😊
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前回、 座りすぎ問題についてお話ししました。👇
今回は、 座りすぎがいけない理由についてお話していきます。
1.姿勢が悪くなる(痛みが出てくる)
前回もお伝えしましたが、姿勢が悪いまま何時間も座っていると姿勢が悪くなってしまいます。座っているときに限らず立っている時もです。
また、立っている時よりも座っているときの方が腰への負担は大きいため、腰痛や猫背になりやすかったり、頭が前に飛び出して作業をするため、肩こりや首の痛みにつながってしまいます。
座った姿勢のまま上半身は固定されやすいため、そのまま立った時の姿勢も同じような上半身になってしまいます。(下の図を参照してください。)
2.動かなさすぎる(運動不足も含む)
座っている時のエネルギー消費は、どれくらいか知っていますか?
「座っている時のエネルギー消費=寝ているエネルギー消費」 です。これは、メッツ(Mets)という値を参考にしています。今回は詳細を割愛します。ちなみに睡眠は0.9メッツ(ここでは、1になっていますがほぼ同じです)です。
仕事をしているため、もちろん疲れます。エネルギー消費の観点からすると、デスクワークは1.3メッツと意外とエネルギー消費が少ないのです。
座っている時のエネルギー消費が少ないのは、下半身の筋肉を動かさないため、筋力が低下してしまいます。
健康に必要なエネルギー消費は、3メッツ以上となっています。
3.心理的影響
座りすぎは体だけでなく、メンタルにも悪影響を及ぼす。 仕事中にほとんど座っている人は、下のグラフより抑うつや不安を抱えやすくなってしまいます。
元気がなさそうな人は、丸まった背中の姿勢になっている人が多くないですか?姿勢が先かメンタルが先かは分かりませんが、 丸まった姿勢を続けていると、メンタルにも影響を及ぼしてしまう可能性があります。
逆に元気な人は、背中が伸びて堂々としているように見えませんか?
4.内科疾患のリスク
丸まった背中の姿勢を続けていると呼吸が浅くなったり(特に、息が吐きにくくなる)、 運動不足により下半身の力を使わないため、 足に溜まった血を心臓に戻すことができにくくなる(足のむくみの原因)ため、 糖尿病や心臓病などの内科疾患のリスクが上がってしまいます。 座っている時間が長いと、動く量も少ないため肥満にもなりやすいため、余計に内科疾患のリスクが高まります。
これらの影響を考えると、座りすぎを回避した方がよくないですか?
デスクワークに限った話ではないと思います。運転や会議中、研修会などなど…座る動作は意外と多いので皆さん振り返ってみてください。
私は、できるだけ下の写真のように立って作業をしています。👇(立ち姿勢は、不意に次男に撮られたので良くないですね💦人に撮られたことで、自分自身のことに気づくことができました!)
最後に身体の事でお悩みの方、今後も健康で自分らしい生活を送りたい方は、是非1度相談しに来られてください。
読んでいただき、ありがとうございました🙇♂️