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じゃがいも理論!
まず、結論としては視点の話です。
あなたは無人島にいます。ジャガイモ1つのみある状態でどうしますか?
A)海まで持っていって海水につけて、その後に火を起こしてそこで海水とともに茹でて食べる。
俺ならまだお前を雇わない。
これは僕が10歳の時に父から聞かれた質問と実際の返答です。
10歳の時に否定された思考と向き合う
この時点で当時とある企業で面接官をやっていた父の面接から落ちたような感覚になりました。それから毎日考えたこの質問の答えがきちんと見えてきたのは10年経った頃でした。それまでの10年の間に考えたのはひたすら調理方法でした。食べ物としてジャガイモを見ていたわけです。
スーパーで気付く思考の視点の重要性
20歳になった頃、ジャガイモはそもそも買うってことは売れることにスーパーで気付きました。もしも買うことはできないが、増やす事ができれば生き残りにはつながるんじゃないか?
数を増やすための視点を持つ
数を増やす方法があれば食べ続けられるわけです。そこでジャガイモの増やし方を調べました。ジャガイモ増やし続ければ相当な数になります。増やす方法は階乗的に増やすこともできなくはないです。そのような発想を持つようになりました。
物と価値の関係は?
ジャガイモがある程度増えれば価値になると思います。そうすれば買い付けに来る人が出てくるかもしれない。そうなればジャガイモを他のものに交換できるかもしれない。お金かもしれないし、ジョウロとかの物かもしれない。もしも人参とかスパイスとかであればカレーができるかもしれない。数を量産することで、それが信用の価値につながることに気がつきました。
見えてきたのはジャガイモを他の視点から見ることでビジネスになる。
ビジネスになり得るということは他者に対して価値を提供するということです。一見すると自分の肥やしにしかならない物であっても、物事の本質を見極め、長所を伸ばしていくことで、それが価値と認められる事があれば、大きなチャンスとなることを知りました。
これはジャガイモに限らずどんな物であっても見方を変えればビジネスになりうるチャンスがあると思います。
今働いている人もたくさんおられると思いますが、その仕事が1回きりのものなのか、増やせる過程なのか、それとも他の物に転換する部分になるのかを考える必要があると思います。増やすものって日頃やってることだと思います。後輩への教育です。自分の持っておる技術を伝播させていくことで同じ仕事をできる人間が増えていくわけです。増えれば自分の仕事量は減り、他の技術への転換に時間をかけられます。そうすればより発展したことを実践できます。
そんなことを10歳の僕に教えた父はとんでもない人間だと尊敬しています。
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