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食思考マラソン(3)1月某日 春菊の天才カレー その2|太田充胤

前回の記事の続きです。

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「隔週連載です」とお伝えしていましたが、続きの記事なので、ノリで今週配信することにしました。

そもそもご飯はどんなに忙しくても毎日食べますので、連載のペースが隔週だと私のなかの食思考がいまいち消化できません。あまり自分の首を絞めないようにしようとは思うのですが、今後もノリで臨時配信していきたい所存です。


疲れて帰ったある日のこと。今日はもう疲れたからカレーにしようかと冷蔵庫を開くと、野菜室には玉ねぎと春菊しかありません。

困った──とは別になりませんで、基本的にレシピを全く尊重しない私にとって、カレーはあるもので適当に作ればよい料理ですので、その日のメニューは必然的に春菊のカレーということに決まります。
ちなみに、カレーのベースになる段階、エリックサウス本で言うところの「基本のマサラ」を作る段階で玉ねぎを必ず使うので、玉ねぎがないときだけはカレーさえ作れず詰みます。

さて、春菊のカレーを作るというところまで決まったら、次に立てるべきは、「春菊をどういう形状で使うか?」という問いになります。

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