LOCUST(ロカスト)
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最近の記事
喧嘩の仕方を蓮實重彥に学ぶ。批評と言語行為とメディウムにまつわる重めの夜話|LOCUST vol.06刊行記念トーク(2/2)
LOCUST vol.06の刊行を記念して数回にわたって実施されたTwitter Spaceでの刊行記念トーク。新刊宣伝のつもりで話しているのに毎度本誌の内容を逸脱し、宣伝の域を超えた密度の話が展開されるに至ったため、トーク最終回の内容を座談会記事としてお届けします。 蓮實重彥・宮川淳とメディウムの問題、ファンカルチャーと批評、前衛運動とエコロジカルな自然観、そして有用な喧嘩の作法などなど話題は多岐にわたりました。メインスピーカーはLOCUST編集部の伏見瞬および南島興、さら
¥300喧嘩の仕方を蓮實重彥に学ぶ。批評と言語行為とメディウムにまつわる重めの夜話|LOCUST vol.06刊行記念トーク(1/2)
*新刊の購入はこちらから! *** 批評の〈語り〉が重要である 南島:今号に参加していただいた執筆陣は、一見してジャンルの決め難い文章を書く方が多かったと思います。特にわかしょ文庫さん、れみどりさんの文章は、小説でも批評でもエッセイでもなく、ジャンルとしてなんと呼べばいいのかわからない。それに美術作家の岩崎広大さんは、雑誌の中で絵本のような紙面をつくっていました。 伏見:わかしょさんご本人は自分の書くものを「作文」と呼んでいるんです。あの、エッセイとも小説とも言い難い
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