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ディストピア映画とGPS

#映画にまつわる思い出

LocationMindでマーケティング担当斉藤です。当社は「宇宙」と「位置情報(GPS)」を事業としています。映画にはGPSを扱っている作品も多くあります。LocationMindで位置情報セキュリティに関わっているので、GPSにまつわるダークなディストピア映画を3つまとめてみました。

1|ダークナイト(The Dark Knight)

説明不要のバットマンシリーズの傑作。ジョーカーがゴッサムの市民を相手にサディスティックなゲームを繰り広げる中、バットマンは、スマホを街全体の追跡監視システムに変えるテックを使ってジョーカーを追跡。このシステムは、スマホのGPSロケータを利用しているのでしょう。ゴッサム(Gotham City)とは、『バットマン』に登場するアメリカの架空の都市で、 超高層ビルが立ち並ぶ大都会ですが、凶悪なマフィアや犯罪者、キャラが濃い目のヴィランが跋扈する超犯罪都市というなかなかダークな設定になっています。

2|マトリックス


先日、中東のリヤド出張中に飛行機で視聴したのが「マトリックス レザレクション」でした。久々にこのシリーズを見たので、けっこう大事なキャラの俳優が違う人に変わっていて、誰?となってしまいました。それはさておき、映画「マトリックス」とは主人公のネオ(キアヌ・リーブス)は、自分が知っている世界が、実は仮想現実プログラムであることを発見するというディストピア映画です。ネオと彼の仲間たちが脱出するために、同僚が携帯電話で順路を教えてくれて助かる、というシーンがあります。どのような技術を使っているかは不明ですが、現実世界で同様のことをするには、何らかのGPSソリューションが必要になるでしょう。

3|ハリーポッターとアズガバンの囚人


ディストピアというジャンルではないですが、ハリーポッター(特にJKローリングの原作)は全体的にダークな本質をもっていると思います。さて、この映画では、孤児である魔法使いの少年ハリーは、魔法学校での3年目を友人たちと過ごし、殺人鬼の闇の魔法使い、予想外の展開、脱獄犯、狼男などに対処していきます。ハリーとその仲間たちは、他の登場人物の動きをリアルタイムで表示する魔法の地図など、ちょっとしたガジェットを駆使して追っていきます。マグル(人間)の世界でこの「マローダーズの地図」に最も近いのは、GPSの車両管理ツールのようなものでしょう。このツールは、各車両の動きを画面上でリアルタイムに見ることが可能な機能を提供します。

番外|GPS


2007年の作品ですが、日本で公開されたかは不明です。タイトルはまさに「GPS, the Movie」。あらすじは、大学生たちはGPSを使った宝探しで荒野に乗り出すが、そこには仮面の殺人鬼がいた。一人ずつ殺されていき、生存者たちは、最後の座標にたどり着き、殺人者の正体を暴かなければならない…これは現実なのか、それともゲームの一部なのか?という内容です。なかなか面白そうですね!ゲームのDead by Daylightと少し似ている気もします。

まとめ


いかがでしたか?
映画でこのような位置情報の使い方をされている事に気づいたら、より面白く映画が楽しめるのではないでしょうか。今度、映画館やサブスクなどで映画を見るときに、位置情報のギミックが出てくるかどうか、チェックしてみてください!

ご紹介した映画の中には、登場人物がGPSではなく、魔法や他の手段を使う場合もあります。しかし、人や物がどこにあるかを遠くから発見し、リアルタイムで追跡するシーンは映画では最早お馴染みといってもいいでしょう。このことは位置情報が、私たちの生活の重要な一部となり、GPS技術がいかに普遍的に日常に組み込まれているかを示しています。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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