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ストループ効果
これはカニですか?
いいえ、ウニ(タコ)です。
「ストループ効果」
文字意味と文字色、写真などの眼から入る情報が干渉しあい混乱する現象。
例えば色名を応える質問で「あか」と青いインクで書かれていた場合に、正解を導くまでに時間が掛かってしまう。
※ 逆ストループ現象については等しいモノとする。
色々な例があるんですが、僕はこの画像が説明に丁度良いですね。
「エビ」の画像です。
この様に、目に飛び込んでくる情報に整合性がないと、人は瞬間的に思考を止めてしまうという現象があります。
他にもこちらの画像。
「赤だから止まる」、「青だから進む」、「バツだからダメ」、「マルだからヨシ」といった常識的な思考すら「ストループ効果」の対象になります。
こういった誤認を使ったマルチ商法などもあるので気を付けないとなりません。
また逆にいうと、整合性が取れた表記であれば見た人がスムーズに理解する事ができます。
チラシやポップなどを作る際にはこれら「ストループ効果」に配慮する必要があります。
これってよくよく考えると常識ですよね。
読み手、受け取り手に伝えたいことを伝えるのが書き手、作り手な訳で。
内容と表現方法を統一させるなんて事はまず第一段階で考える部分です。
この部分の配慮が抜けている広告を見ると「あれ?」と思う訳です。
でも広告を見て「あれ?」と思わせるって大切ですよね。
流れてしまう情報の中に引っ掛かりがあるというか、気になる部分を敢えて作る。
すみません、混乱させてしまいますね。
結局広告業界に置いてどっちがどっちという話ではないです。
「ストループ効果」を上手に使った広告が活きる場合もあれば、整合性を取らないといけない広告もある訳です。
結局何が伝えたかったって言うと、「エビ」だって事ですよ。
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