霜降まとめ|寝床を整える
基盤を崩さないこと
とても忙しい時期でした。秋の土用にも入っていますし、ここら辺でクールダウンして養生をと思っていたものの、今までコツコツ取り組んできたことが一斉に花開き、さらに外出制限が緩和されてきたことも手伝って、アクティブに色々と動いて形にすることを楽しんだ期間でした。
忙しくする中でも、霜降のはじめに意図した「寝床を整える」というキーワードを思い出して、
・睡眠をしっかりとる
・胃のキャパを無視して飲食をしない、よく噛む。
など、生活の基盤を崩さないことを心がけていました。
メンテナンス
身体の状態のチェックにもよく行きました。
土用養生のための鍼灸や、歯の検診やクリーニング、そしてここ最近気になる症状があり、ずっと行かないとなぁと思っていた婦人科系クリニックの受診も思い切ってしてみました。いつも頑張ってくれている体に感謝です。
出産の経験談をマンガとして描いてみたのも大きな契機でした。
描きながら、本当に自分の体ってよく頑張ったよなぁと労いと感謝が生まれるとともに、そろそろホルモンバランスや女性という身体の使い方についてきちんと向き合っていこうとも思いました。
ワーキング環境の再考にも取り組んでいます。毎日パソコンやiPadに向き合っていると、どうしても焦点距離が近くなりストレスをためやすくなります。なので、努めて遠くをみること、身体を生活圏の外へ運ぶことを心がけるようになりました。
秋は悲しみの季節。悲しみという感情の養生が必要になります。
悲しみを見失った時には恐れや怒りが教えてくれます。そして、悲しみは解けた時に自分と周りの人を温める大きな熱源になります。
霜降の味覚
霜降の時期が来たら食べようと冷凍してあった栗を取り出してポタージュに。
身体を温め、血行を良くしてくれる滋養たっぷりな栗。甘くて美味しいからむすめも大好きで、今年の秋は本当によく食卓に上がってくれました。
一日一描、完走しました!
100日間絵を描き続けるプロジェクト、「一日一描」を終えました。応援してくださった方々、ありがとうございました。これからゆっくり振り返りの時間を持ちたいと思います。
そして、今年はこれをもってブースト系の、前進力を鍛えるモードをおしまいにしていきます。ここから先、春先までは、デジタル・デトックスや風邪の養生法など、冬に身体を休めリカバリーさせていくような発信を中心に行なって行きます。
↓昨年のデジタル・デトックスの試み。今年はアドベントの時期にひっかけてやりたいと思います。
↓今年は書く!といってそのままになっている風邪と自己認識。年内に何個か書けたらいいなぁ。
みなさんの霜降の記事のご紹介
このnote、リビング・アトリエの画像を使って、「霜降」の記事を書いてくださったお二方をご紹介いたします。画像を使ってくださり、ありがとうございました!
霜降のふり返りワーク
霜降は、今年一年取り組んできたこと、そこから生じた色とりどりの感情を寝かせ熟成させる場「寝床」を整える時期でした。
睡眠環境はいかがですか?
しっかり体を休める準備は整っているでしょうか?
生活の中に間をとることはできているでしょうか?
遠くを見たり、心に休息を与える時間は取れているでしょうか?
少し立ち止まって、一度見直しメンテナンスするのに良い時期です。
また、霜降の時期は180度反対側にある「穀雨」の時期の振り返り、伏線を回収することが重要となります。霜降と穀雨は方向性は逆ではありますが、本質を共有しているからです。
穀雨のテーマは「場をつくる」でした。
こちらは寝床とは対照的な生活の場、意図の受け皿となる活動の場です。
今年の4月20日〜5月4日の穀雨の時期、どんな風に場を作ってきましたか?
夏にその場からどのようなものを成長させ、秋には何を収穫したでしょうか。
そして、収穫を終えた今、その場はどのように眠りの時期を迎えようとしているでしょうか。