あなたのテクノロジー使用哲学とは?
今日で2021年11月28日から始めた8週間にわたるデジタルデトックスプログラムが終わります。このプログラムでは期間中、全部で8つのミッションに取り組みましたが、最終週ではその全てをふりかえり、「自分とテクノロジーの付き合い方」の哲学とルール作りを行います。
ミッション①「スマホ動線を把握しよう」
ミッション②「代替動作を設定しよう」
ミッション③「夢日記をつけよう」
ミッション④「聖十二夜の夢を記録しよう&ドライツェン・ヴンシェ(13 Wünsche)の儀式」
ミッション⑤「2032年の自分への手紙を書こう」
ミッション⑥「2032年から2022年の自分へ返事を書こう」
ミッション⑦「2022年のテーマを決めよう」
ミッション⑧「ふりかえりとプランニング」
前の記事では8週間のプログラムの中でできるようになった16のことについて、
前回の記事ではミッション①・②をふり返りながらデジタルデトックスのリバウンド防止策について考えました。
今回の記事では、ミッション⑤・⑥で書いた手紙を読み直しながら、自分なりのテクノロジー使用の哲学を言葉にしていきます。この二つのミッションは無料公開しているので、お時間がある方はぜひやってみてください。とてもシンプルですが、とてもパワフルなワークですよ。
10年後、どんな未来を生きていたいですか?
時は2032年。
10年後のあなたはどんな世界に生きているのでしょうか?
身の回りにどんなものがあるでしょうか?
何をしていて、どんなものに興味があるのでしょうか?
家族や友人とはどのように暮らしているのでしょうか?
2021年現在取り組んでいることや、
あるいは悩んでいることはどうなっているのでしょうか?
今社会は、地球はどんな状態になっているのでしょうか?
テクノロジーと自分との関係はどうですか?
もしよければこのように想像してみてください。
自分の近くにはいつもどんな望みも叶えようと力になってくれる、
コンシェルジュがいます。
そして、あなた願いが具体的であればあるほど、
本当にあなたが望むものであればあるほど、
その願いは空想の世界を飛び越えて現実のものとなります。
テクノロジーが今よりも発達し、
それはある面ではものすごく自分を後押ししてくれる力であるとともに、
2021年現在わずかに問題として意識化されていたことが、
大きな問題となっているのかもしれません。
2032年のあなたは、
この微妙なテクノロジーの二つの面を見抜く知性を身につけてています。
それは、あなたが2021年現在からテクノロジーに関する自分なりの哲学を、
築いてきたからです。
今後、テクノロジーを自分の本当に大切なことを前に進めるために使うとしたら、どのようなことに気をつけたら良いですか?
あなたがほんとうにテクノロジーに求めるものは何ですか?
10年後、どんな未来を生きていたいですか?
わたしのテクノロジー使用哲学
8週間のワークを通して見えてきたわたしのテクノロジー使用哲学はこの3つ。
そんなにすごいことを書かなくて大丈夫。書いて、声に出してみて、自分がしっくり来るまで書き直します。出来上がったら頻繁に見る場所に(手帳に書くとかカードに書いて机の中に入れておくとか)保管します。
今年は一年間に4回ある土用の期間(今そのうちの一回、冬の土用です)に今回のデジタルデトックスプログラムの簡易的バージョンをやろうと思います。次の土用は、4月17日春の土用です。
カル・ニューポートも言っていましたが、デジタルデトックスは一回で終了させるものではありません。何度も取り組んでみることで、ほんとうに自分にとって最適なテクノロジーとの付き合い方を見つけていくのです。テクノロジーとの関係性を育んでいくと言ってもいいのかもしれませんね。
つまりはテクノロジーを使いながら、テクノロジーと共に、自己認識をしていくのですね。ほんとうにやりたいことに触れた気がしたり、なんか違うなと思ったり、テクノロジーを通じでそんな体験をたくさんしていくのだと思います。
これから立春までの間、ミッション⑦の年間計画をいつも使っている手帳に書き込みながら丁寧に予定を練っていこうと思います。この年間計画は、③・④の夢日記や聖十二夜のワーク中に掴んだインスピレーションを元に生まれたものです。
立春までの土用期間は、さらに大きな視点で、この2022年という一年間に取り組むべきこと、やらないことをしっかりと見極めて間引き作業をしていく期間に当てたいと思います。
さいごに
まとめ記事はこれで終わります。そして、8週間のデジタルデトックスプログラムも今日で終わり、明日からは通常モードに戻ります。しかし、全く前と同じ状況へと戻るわけではありません。この8週間を通じて自分の内側の神聖さに触れ、自分なりの哲学のルールを見つけたならば、全く同じ出口から前の生活に戻るはずがないからです。
テクノロジーはどんどん生活を便利にしていってくれます。
しかしただ何となく、便利だから、みんな使っているから、流行っているからという理由でテクノロジーとお付き合いすると、ただただ雑多な情報の渦に巻き込まれて苦しくなるかもしれません。しかし、自分の意図が先にあるなら、テクノロジーは大きくそれをサポートする存在となるはずです。「こうしたい」「わたしはこれを作りたい」というものが、たとえはっきりと言葉にならなくとも感触として自分の内側にあるならば、テクノロジーはとても頼もしいパートナーとなってくれるのだと思っています。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
またデジタルデトックス関連の記事を書いたら投稿していきますね。
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