よい波を待つということができるということ
待つのが苦手な人が多い気がします。何かを始める、何かをやることで時間を過ごすことが当たり前な中、何か特別なことをするわけでもなく、ボーッと過ごすとか、ただお茶を飲んでゆっくりするとかができない。1時間が無理なら5−10分はあるはずなんですが、その間にもいろいろ探したくなったり、SNSしたくなったり。
なんでかなって考えたときに、不安が一番に来るんだろうなあと思うわけです。こんなにボーッとしてていいんだろうか、他の人はもっと頑張っている、待ってるだけじゃ変わらないんじゃないか、など動かないことに対しての不安が出てくるわけです。こうなると不安がストレスに変わる。
で、ストレスはそこにあるもので消すことは難しいのだけど、いい波を待っている間にできることはたくさんあるわけです。ゆっくりお茶を飲んでもいいし、仮眠したっていいし、好きなものを食べたり、好きな人にあったりしたっていいし、育児に一生懸命になるのもよし。つまり、いい波を待っていることを忘れちゃうくらい今を楽しむことに尽きるわけです。
もちろん、いい波のことは頭の片隅にあるんですよ。でも、それに執着して「絶対に逃さないぞ!」という姿勢ではなく、「いい波がきたらスッと乗ろう」くらいの心持ち。
フォーカスは良い波、でも待つことをも楽しむ。
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