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この異常な物価上昇、過去を見て未来を読め!

令和7年2025年は、どんな年になるのでしょうか?

さて、食品、衣料、ガソリン、生活必需品の値上げが相次ぎ、値上げされた商品は、初期は1,700品目でしたが、今では数万品目になったでしょうね。

コロナ禍、景気減退、物価上昇、天災、増税ともう踏んだり蹴ったり、転んで滑ってハチに刺された最大級の居たたまれない社会情勢です!

この何重苦とも言える異常事態、アップセットします。

コロナ禍と天災はさておき、景気減退&物価上昇についてですが、

景気が上昇し物価が上がるのをインフレと言います。

今のような景気が減退し不況なのに物価が上昇する現象をスタグフレーションというそうです。

「stagnation(景気停滞)」と「inflation(インフレーション)」の合成語

通常、不況時は需要が落ち込むのでデフレとなるのですが、原油など原材料価格の高騰などが原因で、不況にもかかわらず物価が上がってしまう。

賃金が上がらないに物価上昇という恐ろしい状況
それは困った!
どうするどうする?あなたならどうする?

・副業が流行る
・金融商品が売れる
・株式市場が活性化させる
・投資が流行る

今の経済状況に見られる現象ですが、ちょっと深堀りしてみます。

未来を予測したい時は、まず過去を見るのがセオリー
歴史は繰り返すものですから、ググってみると、過去にも同じような現象がありました。

1970年代のオイルショック後が今のような状況に似ているようです。

 オイルショックで物価高騰、社会は大混乱、
 1972年正常時、GDP 9.1%
 1973年10月原油価格70%アップを発表
 (第1次中東戦争勃発による)、消費者物価指数11.7%GDP5.3%
 1974年消費者物価指数23.2%GDP-0.5%(中東戦争止まず)
 1970年代末~1980年初期3年間で原油価格2.7倍
 1年でGDPがマイナスに転落!

物価上昇スピードが速すぎて経済活動が止まってしまった、そんな感じでしょうか。

そして、この時日本が学び、打った政策は、

①エネルギーに関する3つの施策:
 原油の安定供給・経済性・環境、省エネの歴史の起点だったのです。
②資源の乏しい日本は製鉄造船などの重厚長大産業から、
 電気/機械/自動車のような付加価値を生み出す産業を中心にしていった。

なるほど、過去に倣うとするとこの後日本に起こり得ることは、

  ①経済動向が大変化
  ②産業構造が変わる

だから、先んじた人たちはお金、財産の確保に走っているわけなのです。
中には海外に生活拠点を移す人も出てきています。

過去の政治家は政策で何とかしようと躍起になっていたように感じますが、今の政府の施策たるやなんでしょうか?

逆でしょ?
なんで景気が悪いのに増税なん?

この後、起死回生の政策が出てくるとは到底思えません。

そして、この円安で日本政府は数百兆円の利益を出していると聞きますし、そっち方面の報道は一切されず、財政がひっ迫しているとばかり報道される。IMFからは、日本はG7でカナダに次いで2番目に経済状況の良い国とされているそうです。

日本の財政は決して赤字ではないということを聞くと、どこを向いて政策を打っているのか?と疑ってしまいます。

この前の米騒動でコメの値段も約倍に上がり、これからも物価は高騰していき、それが恒常化していくと考えられます。

このあたりのことに焦点を当てるとため息が出ますが、一つ分かったことがあります。

今の政府は、国民のために政治をやっていない
無策というわけではない。
ちゃんと増税はするし、ほとんどの国民が望む減税には全く応えないから。
過去の事例と対比するとよくわかります。

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