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テレビの人になるの夢だったんだけどな(26卒就活女のたわ言)

世代的にぎりぎりテレビっ子といってもいいのかもしれない。
学校から帰ったらNHK(はなかっぱとかね)やDlife(覚えてる人いるー?)
アニマックスとかを見たり、地元の夕方情報番組を見たりした。
テレビの前が定位置でそこに家族みんな集まって来る。そんな放課後。

友達がテレビに映ってたら興奮するし、学校にテレビカメラが来たらみんなざわつく。そんなテレビの「特別感」は今でも私の中に残っている。

テレビ局の人になるということを一つの選択肢にいれてあまりにも長い月日がたったから、今あらためて何故と聞かれると出てこない。

就活という行為は危ない。
考え方ひとつで自分には無数の選択肢があるように思える一方で、自分の考えを煮詰めれば煮詰めるほど自分の将来に希望なんかないんじゃないか、何にもなれないのではないかという不安に襲われる。

だからこそ就活というものを始める前から思い描いていた夢はとても私の中で大切で特別で、なったこともないのに何故か馴染みがあるように思っていた。

話は変わるが、私の親友がテレビアンチなのだ。
その子はメディアリテラシーを卒論で取り上げる予定で日々ネットニュースをはじめ、様々なニュースを読み込んでいる。
その中でテレビ報道の闇に気づいたらしい。(本人曰く)
昨日も兵庫県知事は批判されていたけどどうたらこうたら・・・と話をされて、テレビは本当にダメだ、あんたテレビ局に就くなんてやめたほうがいいよといわれたばかり。

親友のいう事をそのまま真に受けているわけではないが確かに、近年はテレビの報道を信じている人はどんどん少なくなっているように思う。
当の私も先日の地デジの選挙特番を見たときは違和感を感じてしまった。

あまりにも自分に夢がないから、なにか縋り付いている部分もあったけど
そんな意志も意欲も弱い人間が闇が深い業界に入ってしまったら、何か大切なものを失うのではないかと恐怖を感じる。

やめようかな、まだ始まってもなかったけど。
本当の振り出しに戻っちゃった。早期選考始まってるのに。
私大学3年間なにやってたんだろ。

私も疑いもなく、純粋で、強い憧れに包まれるかのような英雄みたいな夢が欲しい。



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