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Photo by
noouchi
読書は”無知の知”を自覚できる
わたしはそのように実感しています。
自分が知らないことを本で知る。
豊富な情報と、異なる視点に触れることで脳に刺激を与える。
その刺激は心にも同じように。
知識の限界を思い知るのは時に痛みを伴いますが、それは主に、人と直接かかわる際に湧き起こる痛みです。
本に載る文章は、強めの表現でもそのような感情はほとんど湧いてこない。
自分の意思で欲しい言葉を求めているからか、痛みというコンプレックスを刺激する恐れを感じないでいられます。
だからか、"無知の知"をすんなり受け入れられるのかなと思います。
読み続けていくうちに、物事を見る目の鮮度が上がり、視界も広がった。
さらに、一見いいなと思える情報の裏を読む批判的思考力も鍛えられる。
ただ文字を追うだけではこれらを実感できないけど、これまでの経験に基づいた想像を起こすことで、少しずつ「できない」→「できる」が増えていく。
このようなメリットを体感できるので、継続して読みたくなります。
人間の心を豊かにする手段のひとつとして、やはり読書は流れゆく時間を価値時間に変えられる。
そうハッキリ言えます。
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