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「そのままでいいよ」って、どこのこと?

生きづらい人に対して、このような声かけがあります。

それはnoteの記事にも。
自分自身の声かけ体験をそのまま記事にしたりもだし、また、その方へのコメントにも出てくる「そのままでいいよ」

わたしは以前からこの一言に違和感がありました。
どこをどう見てそう言えるのか?
そのままを続けられるとどうなるかを想像した上で言っているのか?

見方によっては、「苦しいままでいいよ」ということになります。
もし、声をかけた側が励ます自分に酔う目的であれば、それは励ましではなく攻撃です。

ですが、視野が狭くなってる間はこのような声かけを求めます。
だから相手はその求めに応える。
そこに信頼関係はありませんが、一応つながりは持てます。

何というか、自分の生き方やあり方を適当にいじくり回す感じが・・
自分の領域に外敵を入れる隙を作る感じがするのです。

つまり、自他境界線が薄い状態。
ということになります。

ただ、心から信頼・尊敬できる人からの
「そのままでいいよ」は生命力を上げるパワーワードに変わります。
信じられるということは、自分のために時間を進んで使い、その時間をかけて自分のことを理解しようとしているから。

理解しようとする→概ね理解する
普段から自分を見ている人にそう言われると癒やされるのはこのためです。

わたしは「そのままでいいよ」とは言われませんが、「頑張ってるね」は何度か言われました。
その声かけをしている人は普段からわたしのことをよく見ていたので、違和感はありませんでした。

便利な言葉だけど、使う人によっては中身が全く異なる。
使う言葉の難しさと同時に、奥が深いなぁと感じました。

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トモ@noteクリエイター3年目
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。 ”サクセスストーリーの創作”はこれからも続きます!