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【旅日記】秋の大阪・道頓堀/御堂筋〜光の饗宴

たまたま大阪へ出かけたところ、「光の饗宴2024」の初日に当たっていました。

御堂筋の交通をストップして、フェラーリばっかり何十台も勢揃い。
クラシックカーも多数。
もちろんカッコいいんですが、これだけ揃うと排気ガスのすさまじさ。
通行人も「くさい」「くさい」を連発。
今の車がどれだけクリーンになっているか、まざまざと感じられました。

今やホストクラブ、コンカフェのメッカとなった宗右衛門町。
韓国ヒップホップ系クラブもあり。
まるでアジアの盛り場です。

老舗喫茶店、ミツヤ本店のメロンソーダ。
ただオーダーが全てQRコードのため、電波が悪く全然つながらない…
10分くらい格闘していました。
特に都会では、普通のメニューと併用がいいですね。

大阪がかつて「大坂」と書き、「おおざか」と呼ばれていたのは、よく知られているところ。
戦国時代には浄土真宗の本拠地、石山本願寺があったわけですが、これもやはり後世につけられた名前。
当時は「大坂御坊おおざかごぼう」と呼ばれていました。

織田信長に頑強に抵抗し、勅令で和睦するまで開城しなかったことで知られていますが、その一向一揆のルーツもやはり室町末期。
当時の門主実如じつにょは、細川政元ほそかわまさもとの要請に応じて武家同士の争いに参入し、当時最高クラスの英雄だった三好元長みよしもとながを討ち取りました。
さらには法華宗との間で天文法華の乱を引き起こし、堺から京都にかけて火の海にしました。
最後には政元の孫に当たる細川晴元はるもとに見限られ、武士に鎮圧される側へ戻ってしまう。
豊臣秀吉以前の、埋もれかけた大阪の歴史です。

おーどん!
道頓堀商店街

どこにいても、右も左も外国人だらけ。
全体的に国際化、観光地化がすごく、昔から自分の知っている大阪じゃないみたい…
日本はもう本当に、ギリシアとかイタリアみたいなタイプの国になっていくのか。
そのためには、ひとりひとりが自分の幸福をちゃんと追求する覚悟が必要な気もします。
おしまい。

エンディングテーマ「Lovers In Japan(Osaka Sun Mix)」Coldplay

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