でるふぃにあせんきをよんだよ
語彙力を失ったわけではありません。ただし大事な何かは土に埋めた気がします。
まず第一に私は男同士の揺るがない関係に萌えを見いだし、そこに第三者が入り込む余地は当て馬のみ可という、要するに男同士の恋愛が好き。
一般文芸もヤクザ小説しか読まないし、寧ろ女子という存在が小説に登場するだけで次のページを捲るのを渋るとかいう徹底っぷり。
女こそ男同士の恋愛において母的立場であれ、決して二人の間に立ち入るべからず。なお場をかき乱す当て馬のみやるべき事をなすのであれば存在は可。という不文律の元生きています。
私はファンタジーが好きで、とかく戦記ものが好き。なぜなら男同士の揺る気ない感情が生まれる場でもあるから。
だからシヤバ(フォロワー)から「デルフィニア戦記面白いから読みなよ!」と言われた時に歓喜し、続く「メインで強い男と女が出てくるんだけど」という言葉にお前まじか。と絶望したのです。
ただ私はまだ心はデルフィニア戦記の中にいるので以下俺でお届けします。
俺女きらいなんだって! あのキラッキラしておっぱいがあって内股で小指立てつつ何事も上目使いで全てを解決するような人類〜!!! 特にファンタジーで出張る女なんて大体一律じゃん!! 深窓のお嬢様で金髪巻き髪で助け出されるの待ってるやつだろ!? 他力本願女この世で一番嫌いなんだよ性転換してから出直してこいや!!!
と、マジで偏った偏見で全力拒否。むしろお前俺の小説の誤字チェックしてくれるほどあらゆるホモを浴びせているのに、なぜこんなに勧めてくるんや正気か!? とすら思っていた(酷い)
でも逃げきれなかった。なんなら某県までシヤバに会いに行った時。挫けずにデルフィニアデルフィニアとそういう鳴き声のように勧められて、若干怯えながら買うことになった時点で俺の負けだった。
なんなら親父が俺のためてたポイントでエロ映画買いやがったせいで、デルフィニアを購入するのに三円足りずにチャージした時点で敗戦してた。あいつはそんな俺の隣で爆笑してたけど。
まあシヤバ誕生日だし、とりあえず一冊だけ買って感想適当に言って終わりにするか。だって女の主人公みたくねえものな〜と思いながら購入。隣で勝鬨をあげたように、今度は読む前から感想よこせと新手のデルフィニア乞食妖怪に進化した時はどうしようかと思った。
だけどわたしもしがない文字書きなので、「お前の気持ち、少しだけわかるぜ。読者の感想……欲しいよな」って優しい目で見つめたら、割とガチの肉食獣のような目つきですぐに読めと脅されたので怖かったです。(困惑)
そしてU-NEXTで買ったデルフィニア第1巻。古めかしい表紙に時代を感じる。刊行日見てみたら軽く30年も前に書かれていてびっくり。
とはいえ主人公に女もいるんだろ? 俺読めるかな〜とページを捲って10分後。マジでドライアイにストップかけられなきゃ延々と読んでたかもしれないくらい、なんというかすごかった(語彙力)
なんなら登場人物多すぎたら磯野家でイメージするこの俺が、初めてシヤバに「相関図書いて」とねだるくらい読み込んでしまった(きっとやつは金メダル争いに勝った選手のようにガッツポーズしてたに違いない)
⚠此処から先は腐女子としての邪眼フィルターをガンガンに発揮して読んでいます。原作強火勢には不快に感じる表現も過多含まれますので、責任を持って進んでください。それ以外の方はゴーホーム。⚠
まず出だしはおそらくリイの回想シーンから。作中一文にある、
ー豊かな毛皮と、鋭い牙と、長い尾の友人たち。見比べると自分がひどくみすぼらしい姿に見えて嫌だった。ー
この一文からすでに引き込まれてしまった。そう、俺はいわゆる即落ち2コマを演じてしまったわけである。
何せこの一文だけで、主人公の家族は四つ足の獣だということが容易く読み取れる。しゅごい。すでに世界観にひきこまれてしまう。
そしてこの世界での主人公には四つ足の父親がいて、
ーお前は二本足の獣だからー
と笑って口にしている。
種族は違えど、二本足の獣と主人公を称するほど、異種族間でありながら、主人公は愛情を持って育てられてきたのがわかる。
そして主人公は、種族が違う事を気にして、兄弟である四つ足の獣を羨んでいる。
俺たちの当たり前が通用しない世界で、主人公は愛情を注がれたゆえの孤独を知っている。
お揃いを気にもしないのはいつだって同じ特徴を持つ仲間がいるやつで、見目の違うものへ向ける愛情は憐憫が入り混じるんだ。
満たされた愛情のなかでままならないと感じている、この主人公の心の奥の突起のようなものが、ばちばちに心に刺さる。
プロローグでこれ? 無理なんだけど。俺自分が入るための墓穴掘らなきゃ。
兎角そんな事をおもうくらい、刺さってしまった、シヤバごめん、出だしからめっちゃ面白いわこれ。
そんでプロローグからのいよいよ本編。
戦記ものの醍醐味、息の詰まるような空気を肌に感じる、そんな戦いの最中。窮地に立たされている状況が、まるで主人公ウォルの周りを飛ぶように俯瞰して描写されている。それが映画のワンシーンのように頭の中で映像として流れるので、マジで目が忙しなく見えない景色の方へ向いてしまう。
到底一人では太刀打ちできない状況、少年漫画なら主人公がなんとか上手いことやるんやろって思えるけど、この小説にはそんな気配を感じさせない。もちろんストーリーの進行状間違いなくなんとかなるとわかっていても、ウォルと背中合わせでその場にいるような緊迫感が肌に伝わってくる。
プロローグの、誰かのままならない状況描写と対比するように、美しい自然の描写が描かれていたページが、一頁前だとは信じられないくらい状況の落差がすごい。しかもストーリーは疑問をもたせぬままに進行していく。これが30年前の作品だとしたら、マジでこのレベルに追いつくまでどれだけ走ればええのんか。
戦い描写は派手な戦闘シーンが醍醐味だと思っていたがそれは違う。剣を持つウォルの心のあり方や視線運び、剣の構え一つから当たり前のように戦闘ははじまっている。読者に行間を読んでもらうのが難しい描写だからこそ、長ったらしくならず、くどくなく、それでいて視覚的な映像を浮かべることのできる状況説明は個人的にずっと課題だったんだが、デルフィニアはすごい。同じページを何度繰り返し読んでも文字の運びが美しく、それでいてきちんと剣戟の音も耳に入ってくる。視線が流れない、わからないから、もっかい読み返ししよ。という巻き戻しも起こらない。
分かっている、勝てると分かっているのにウォルの纏う戦闘へ疲労感が俺の心臓にダイレクトアタック。そしてそんな緊迫感をぶち壊しにしやがりますのがリイです。
花畑の中でむくりと起きるな💢
緊迫感を保ちなさいっていっつもおかーさん言ってるでしょうが💢💢
などと水を刺された俺は心の中でそう叫ぶのであった。
なおウォルだけはだいきちをおいて(当たり前だろ)「危ない!逃げろ!」と叫びます。地の文ではこの部分は少年と表されている。当然初見ならリイは女だとも思うまい。
だけど俺はシヤバから事前情報を仕入れていたからこそ、わからいでか!!!貴様のネタはもうあがっとんじゃ!!!💢
と、水を差す女(絵画風)リイをむすっと見つめる。なぜなら女主人公が苦手だから
でもリイめっちゃ強いねん。
少年って書いてあるけど表紙の通り、美しい金髪の美少女がよ。
大男どもをあれよあれよと倒す世界線があるとおもいますか?
あるんです。
しかもこのリイは思ってたんと違う。女の子なんだけど女の子じゃない。適切な表現は見つからん。それもそのはず、リイはマジで30年前の作品のなかに生きているのかと疑うくらい、それはもうエライコッチャな肩書祭りの女(?)なのである。
詳細は伏せるけど、例えるなら性癖全部乗せみてえな。
当然ウォルだって窮地を助けてくれたリイに感謝はすれど、「お前危ないからおうち帰るんやで(要約)」って諭すじゃん、当然の大人の対応だよ。
だけど一悶着あった事故現場ばりの惨状を前に「俺はええねんからいや早よ逃げんとやろがい(要約)」と冷静にさとされて「おけまる」とウォル。
素直すぎるやろがい!!www
ウォル、孤独な旅路でさびしかったんかいな。でももうちょっと疑心暗鬼になってもええんやで。ちょっと育ちの良さと素直さがいいとこの息子さんみがあってなんかもう。
いやかわいいな〜!おっきなおともだちってかんじで!
なお馬よりも素早く爆走するリイに「おかしいよ(震え)」ってなってるウォルが最高にしこいのでよんでください。25ページだよ!!
でも本当に怖いのはここまでの感想でまだ本編30ページも進んでねえって事よ。
ちょっと感想文に一万文字とかシャレになんねえから。それはもう分冊版で出すしかないんよ。割愛!!
ということで我らニコイチで旅をすることになったリイとウォル。もう読み進めていくうちに起こるだろう男女間の恋愛要素とか恐ろしすぎて無理ってビクビクしてたはずなのに、マジなんもない。どのくらいないかというと、そもそもリイに対して女性の肉感的な描写が微塵もない。
いやあるにはあるんだけど、性的な連想をさせる場面がマジでないから、安心して読める。
むしろウォルの方がどんどんマイペースに拍車がかかってきて、こいつにサイレントすっとぼけを行間で汲み取ることに悦楽を感じてしまうので一周回って確かに変な性癖は植えつけられているかもしれん。
ウォルってあれなのよね。凛々しいドーベルマンのイメージなのに、読んでくうちにゴルゴばりの太眉を蓄えたポメラニアンに見えてくるんだよね。
いや強いしかっこいいし理想的な男なんだけど、そうさせてるのはリイなんだよな。
リイが女の体に気づくシーンとかさ。顔面に戸惑いの極みを貼り付けているウォルの指摘へのアンサーが「なんだあ、これ!」っていう他人事がベースのリイの驚愕シーンに、すでにウォルの苦労性な未来が見え始めている。
可哀想だからやめたげてよぉ!!!
って、普通ならウォルに対して何見てんのよって怒った方がいいだろうに。俺はウォルのこの先の胃の具合を心配してしまったわけである。
なにせ食料集めに獲物狩ろうよってなってるウォルが、「弓も罠もない(しょぼんぬ)」って現実的なのに対して「せからしか」ってあらよっと短剣ぶん投げて獲物ゲットしてる女だよ。ウォルよりも逞しいしもはやなんなの、部族なの?山賊の頭??
しかもマジで!?と絶句で訝しむウォルを放って血抜きから捌きまでよよいのよいで終わらせるリイ。おまえ、ウォルを現実世界で置き去りにするんじゃないよ。お姉ちゃんしっかりして!って、気がつけば俺の中でウォルに弟属性が追加。だって惚けて突っ立ってる時間長すぎワロタ。可愛いかよ〜!
いろんな葛藤があったろうにちょいちょい置き去りにされるでっかいお友達ウォル。
お肉焦げちゃうってマグマグしてるお前の目の前のリイに人間を求めるのは早々に諦めた方がいいと、ウォルより先に読者は悟ってるやできっと。
読者にも可哀想な目で見られてそうでかわいいいいいいい(黙れ)
だけどウォルよりもかわいい、でっかいお友達が出てくるとは思いもよらなんだ。
ウォルの育ての親であるフェルナン伯爵である。
そう、ウォルが王様の血を引いておる事を知った上で、20年間も我が子として育て守り通した男である。先王への忠誠心から、ずっとウォルを守り抜いたフェルナンさんは、ウォルを本物の息子のように愛情を持って育てたのだ。つまりわかるかい、ウォルの鬼マイペースはフェルナン伯爵の背中を見て育ったが故の継承スキルであるのだよ。
好き。
フェルナンさんは、ウォルにずっと秘めていくつもりだったのだ。ウォルが王の血を引いている事を。だけど時勢を鑑みた上で新たな国王に相応しいのがウォルである以上、フェルナンさんは己の信念と忠誠心を反故にしてまでウォルに告白をしたのだ。
父親からの言葉ではなく、臣下として。
それは確かにウォルにとっては衝撃的な出来事で、心中察するにあまりある。けれどウォルもいい大人だったこともあり、フェルナンさんの苦渋を理解していた。
理解していたけ納得はしなかったんだよな。
「パッパが後見人やってくんなきゃ王様やらないもん!!(意訳)」と駄々をこねたウォルからの、「いつまでも俺のパッパだもん(意訳)」発言にフェルナン伯爵マジ涙目。陛下と呼んで線引きを試みるも、「俺のパッパはフェルナン伯爵だけだもん!!」と言い放つ。今度は先王がマジ涙目。
最終的に先王への忠誠心が人一倍たかい伯爵の怒髪天を突き、「この馬鹿者めが!!」と怒鳴らせることに成功。軍配がウォルに上がるその足元で、膝から崩れ落ちたフェルナンさんがもう不憫で不憫で可愛くて。
そらそうだろ。次代の王へのとんでもない失言なのに、言われた本人は「パッパだって俺が息子だって自覚してんじゃん」と勝ち誇った笑み浮かべてるんだから。
やめろよそのやりとり。死人が出るぞ主に俺の。性癖を芽生えさせるんじゃないよ責任も取れないくせに💢
由緒正しく正式な王様を迎えたい国民たちへ。
フェルナン伯爵にマジおこされて、「あれでこそ親父様さ」と喜んじゃうウォルは変だよ。多分リイもだいきちと同じ気持ちです💢
なおウォルがへんな男だと言うのはどんどんでてくるよとシヤバ。
道中確かに怪しい、某お城に招かれた時だってリイのがしっかりしてる。クソまともなこと言ってるリイの隣で、「俺もそう思う」キリッ(`・ω・´)「誰が考えてもおかしいぞっ」(`・ω・´)
まじ凛々しいポメラニアン(`・ω・´)噛み締めちまうよな
でも数ページ後に燃え盛る火から逃れるためにポメがリイの上に飛び降りると言う、体格差まるむしな脱出方法をとるんですよ、「ざけんなくそおもいデブ(意訳)」と言われてたけど💥💥💥💥💥
普通の男女モノの冒険活劇なら逆なのにね、相手がリイなばっかりに男らしさがわんぱくなポメになっておるウォル……
ウォル一人なら受け止められるって証明に、リイの細腕で持ち上げられた挙句の「軽いもんだ!」の発言。そして選択肢のない状況が彼を一瞬のお姫様にしたってワケ
リイって美少女の皮を被った山賊の頭説あるなオイ。
でもりいいなかったらウォルは早々に挫けてそうだけん、まじに仲間増えてよかったな…ちょっと蛮族味があるけども。
そしてビルグナを目指すウォルが、「間違いなく味方と言い切れる戦力がある! その一つがビルグナ砦だ!(`・ω・´)」
キリッといってのけてるけどそこはりいって言えよ数少ないデレる場面じゃないんかい。
ビルグナ砦までおちてたらどないすんねんとげにまっこといつまでも冷静なりいのツッコミにまで「そしたら俺っち一人で頑張るんば(意訳)(`・ω・´)」
りい「だから俺も勘定にいれろっていってんだろがい(意訳)」
なんなのウォルはやはりポメなの?自制の効かないポメ??手綱の先はりいがしかと握りしめてるじゃん。
おい主人公頼むから地に足ついてくれ。
お前そんなんだからパッパ奪還しようってセコセコ頑張ってるのに、りいから裸の王様って言われんねやろ。これは意訳じゃないんだぞ(真顔)
ちなみにウォル親衛隊(勝手に名付けた)隊長ナシアスと怒れるウォル強火勢いガレンスというのが出てくるんだが、この親衛隊二人が出てきても一向に自由なポメっぷりを発揮するウォル。
ガレンスなんか赤べこのようにへえへえと顔真っ赤にしながらりいにキレたりウォルを立てたりとクソ忙しかったので、あれは絶対にオカンだった。ビルグナ砦のシルバニア◉ァミリーのオカンはガレンス。
なおガレンスは騎士でありながらウォルのこととなると余裕がなく、一回り以上違うだろう見目のリイに対して大いに不敬!!ウォル様気でも狂ったのか!?とどっちが不敬やねんという怒り方をします。それをウォルの後方彼氏面のようにどうどうとなだめているナシアス。絵面よ。
そのくせガレンスがリイと剣を交わらせようということを(いくらウォルがやったれと言ったとしても)止めにも入らない。完全に巻き込まれた体を装う傍観者で草。だれかガレンスに一匙でもいいから優しさを向けてやれ。
なおそんなナシアスはウォルに対して後方彼氏面をしていると言いましたが、ドゥルーワ王を叔父上に持つ由緒正しいウォルのいとこどの、バルロという男がいます(語弊のある書き方)
なおバルロはナシアスに対して頭が上がらないようで、彼がツンデレなのかそれともへたれなのか。今後の二人の関係性を見極めるためにも腐女子としては目が離せません。(やめなさい)
ちなみに現在の悪者、ウォルを陥れたペールゼンを一番そばで見つめているのがこのバルロなんですが、まじでペールゼンが本当にいい意味での味のある穏やかな悪役で、空中に浮かぶ紙を切るように掴みどころなく振れたと思えば逃げていく。そばにいるのに何もできないバルロの葛藤をみるとまじでヘタレには見えないんですが、「若い女の道徳心がどれだけないかお前知らんのか(意訳)」とペールゼンに童貞扱いを受けたうえで、「お前の方こそ女知らんのかジジイ(意訳)」と返し、なんと悪役相手に童貞頂上決戦みたいなやり取りをします。
なにこの唐突な青臭さ。やっぱ君等どこまでも男の子なのね?としみじみおもうなどした。
なお彼らは続けて
「おいマッマ心配させんなよマザコン(意訳)」とペールゼン
「焼きもちやくとは可愛いとこあるじゃねえの(意訳)」とバルロ
こんどは唐突なる不良高校の番長同士、脱童貞をかけた上下を決める受け攻め合戦のような言葉の応酬をしてくるので、腐女子には大ダメージです。
概念ブロマンス戦記ものなのに、1巻の中盤から色んなタイプのウォルと愉快な仲間たち(ほぼ男のみ)が現れるので、目線がとっ散らかります。(お前だけだよ)
あれ?こっちのルートもある??いやこのルートもあり??まってくれそことそこでフラグがたつの??この感じでいくとあれだな、
ウォルをヒロインにした恋愛シュミレーションゲームみてえなかんじだな!?(言うな)
デルフィニア戦記‐追放された男はまさかの王太子!?俺を取り巻くイケメン達が曲者揃いで涙目です‐
これはあれか。枯れ専も合法男の娘もガチムチもナルシストも無邪気奔放も狡猾もクソデカ感情かかえる男も実父も、すべてのルートを網羅してるアレか。
そういう恋愛シュミレーションゲームだな?
わからない、わからないけど私はもうそういう邪眼フィルターを通して読んでしまったから非常に捗った。なおこのお話出でてくる女達はまじで女の皮を被った勇ましい山賊の頭のようなやつしかおらへんで。ドラ将軍の一人娘とかもう勇ましすぎて、私はあなたの馬になりますとも思い申した。
この先の分岐ルートどうなっちゃうの!?!?と思いましたが、今のところペールゼン→→→(ウォルという超えられない壁)フェルナン伯爵の匂いがプンプンするので、やはりフェルナン伯爵が隠しルートのヒロイン説も出てきた。(大混乱)
だっていまフェルナン伯爵は囚われのピーチ姫状態なんだもの
もうそこかしこに美味そうな餌が転がっててどうしたらいいの。
この地雷原をどうやって駆け抜けたらいいの。
どう転んでも沼にハマる予測しかしないんだけど。ふざけんなよシヤバ、もう2巻目買ったから。
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