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1人で向き合う納骨
今月中に娘の納骨をすると決めて、従兄弟の葬儀屋さんと日程を調整するも、なかなか天気との都合が合わず2週間。
今日はあんまり眠れてないし、調子が良いとは言えないけれど、お天気が良くて、風が爽やかで。
いつもやらない所まで掃除をしたり、寒くなってきたから暖房を出したり。
午前中からお弁当の作り置きを何品か作っていると、やらなきゃ!と思い立った。
何だか分からないが
今日だ!
と思ってしまった。
一応、従兄弟に電話をして予定を聞いたら今日と明日は難しいと言われた。
明後日からは雨予報が続く。
頼んでおいて申し訳ないけど、1人で行ってくる。と、言って家をでた。
お墓は私の父と母が眠る場所。
名字は違うが、じいちゃんとばあちゃんにしばらく面倒を見てもらう事にした。
お骨はずっと家に置いておいても良いと言われたが、私の中ではお骨は土の中に入れてあげるのが本当の場所だと思ったのだ。
あるべき場所と言った方が私にはしっくりくる。
いずれタイミングを見て、父も母も娘も永代供養に入れて墓仕舞いをする予定ではある。
私と娘はいつも2人。
何処に行くのも2人。
何をやるのも2人。
ママと2人でも良いよね?
他に人居なくても良いよね?
そう問いかけて、スコップとお骨と線香を持ち。
途中でダイソーに寄って、小さなうさぎの置物を買った。
お墓用のお花も花屋で買った。
墓石をどかして、穴を掘って、お骨を入れて、土を掛けて、墓石を戻す。
見えない所に、こっそりうさぎの置物を置いた。
私の中では、居なくなった時に、うさぎの姿がイメージ出来て、野原を駆け回ってる姿が見えたかのだ。だから、うさぎにした。
ママの最後の大仕事。
1人でやり遂げたよ。
お墓にも時々行くし、位牌にも毎日話しかけるし、お部屋も毎日声掛けるし。
どこに居るんだろうね。
どこでも良いんだよ。
好きな場所に行って、その場所で楽しく過ごしてくれていれば。
それが、ママの願いです。