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小説を書いてて思ったこと



 先日はこのような記事を書きました。

今日は中身や内容と言った、書いてて思ったことや考えていたことを綴ってみようと思います。

『とりあえず初心者だからガンガンやってみよう』

この言葉は合言葉にしていました。学生時代に短編集を書いてイベントごとに冊子を出していましたが、長編は書いたことはなかったので実質初心者です。

初心者なので、始める前は念入りに?調べられるだけ調べてみました。その中で『100,000文字で長編小説と呼べる』という記事に出会い、少なくとも『10作は書かないと見えるものも見えてこない』と書かれた記事や本は、一つの参考にしました。先は長いなと思いつつも、趣味としてやりがいや目標ができて、凹んだり落ち込んだりすることはありませんでした(今のところ)

次に考えたのは人称です。一人称か三人称かで書き方が変わってくるので、これに関しては入念に調べたり、自分でもつぶやいてコメントで教えていただいたりと、ある程度のルールは頭に入れておかねばと強く思っていたところです。

書き始める前はプロットを作成しました。これは手書きのノートにグリグリと殴り書きにして、これで良いか自問自答を何度もしましたが、ここでずっと留まっていたら先に進めないので、ある意味で見切り発車な感じもありました。途中で書き込んだり、振り返ったり、変更したりするときも殴り書きで頭を整理していました。正解かどうかはわからないので、悩んで進まなくなるなら、プロットをガチガチに固めなくても良いのではないでしょうか?



 ここからは『こだわりのタイム』を読んでいただいたnoterさんにしかわからない内容になってしまいますが、中身のお話です。

主人公は走るの大好きな女の子、名前は出木志保いずるぎしほ。友達の山門奈織やまとなおり多屋野乃花たやののか三羽烏さんばがらすを中心とした話にしていこうと綴っていきました。

陸上部での話なので、大会ではライバルの存在も必要です。火浦凜ひうらりん二聖堂葵にせいどうあおいは三羽烏の目標として立ちはばかります。

初心者なので初めはやりたいように、自分が納得できるギリギリ限界まで書き綴っていくことにしていたので、そういう意味では妥協はしませんでした。ライバルに一度くらいは勝っても良かったかもしれませんし、志保が順調に石館いしだて中学の陸上部で成長していくストーリーでも良かったかもしれません。note以外でも読んでもらっている友人等はいまして、交通事故あたりから話が一気に重くなったという声はやはり多かったです。

あとは書いていて助けてもらった?という点では山田さん、斉藤さん、佐藤さんの存在は私自身非常に大きかったです。当初は部活動の仲間ぐらいの位置づけでしたが、志保、奈織、野乃花だけのストーリーだと私の実力不足で書き詰まりました。

そんな時、スターである三羽烏以外にも彼女たちの存在は話しに幅を大きくもたせてくれました。夏合宿でのお話はその典型的だったかもしれません。彼女たちがいてくれたおかげで、志保たちの輝きは増したと作者ながらに思っていました。

あとは最後まで悩んだのが三羽烏の進路です。当初は志保の総武学園そうぶがくえん高校への進学を軸に、将来的に志保のライバルとして奈織と野乃花は他の高校へ一緒に進学させようと考えていましたが、書き進めて彼女たちの友情は下手に崩さないほうが良いのではないかという流れになっていきました。なので最後の最後で話をズラして、3人別々の高校へと進学していきました。もしまた彼女たちに会うことができたらライバルではありますが、また違った話になるのかもしれません。

時間の捻出が難しく、書いていてストックなくなってきたとか、次の話どうしようというのは常にありました。ですが、前回の記事でも書いた通り1人でもファンがいたら、その人の熱が冷める前に記事をアップしようというのは心がけていました。だって、熱心にコメントくれる自分の作品を読んでくれる大切なnoterさんだから。いつも考えていました。なので、コメントはそれだけ人を動かすパワーがあると思います。逆に落ち込むほどの力もあるので、私は人の言葉と思いを文面でできるだけ読み取るようにしています。



 あまりにもサラッとした振り返りでしたが、初めての長編小説を書いての思いと感想文の記事になりました。

書いていて思ったのが、やはり私はこういった青春小説が好きです。これまでたくさんの青春小説を読んできましたが、自分でも書いてみたいと思ったのはこのnoteに出会い、熱心に読んでいただいたnoterさんがいたからです。今は少し自分自身を充電しながら、今後は青春とは別物の短編小説でも書いて勉強しつつ、そう遠くないうちに再び青春小説を書いてみたいと、今は沸々と気持ちが湧いてきています。それが『こだわりのタイム』の続編なのか、またまた全然別口の話なのかは全く見当もつきませんが……。

とりあえずいつもの日常つぶやきをメインに書くことにこだわりを持ちつつ、noteはこれからも続けていきたいと思っています。


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