仏教でひもとくウィズコロナ~星野源の楽曲を手がかりとして~ その⑶
※B「生きて踊ろう 僕らずっと独りだと 諦め進もう」
という歌詞について……
→歌詞中、他の箇所では、ひらがな表記で「ひとり」と記されているのに、この箇所だけ「独り」と漢字表記である。また、「一人」という表記でないのも何か意味があるのだろう。
星野源は「さらしもの(feat. PUNPEE)」という楽曲でも「独り」と「一人」の表記を使い分けている。
●『無量寿経』に「独生独死 独去独来」という一節がある。
この一節は、独り生まれ、独り死に、独り去り、独り来るものが人