「除其本願」ということ
「除其本願(ぢょごほんがん)」ということ
2024年眞宗寺春彼岸
或る方が仏壇の掃除をしていたら、数年前に亡くなったおばあさまのお勤め本が出てきて、それをめくって正信偈を読んでみると、何年ぶりのことだったのに節回しを覚えていて、おばあさまが教えてくださった正信偈が今も自分のうちに息づいていることを実感し、また当時のことを思い出し、涙を流し乍ら勤行されたことがあったと教えてくださいました。
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