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行動するという選択が今の私を作る

数年後アメリカに行く自分なんて、ましてや生活していくことなんて、
考えもしなかった大学一年の二学期。
私は、ふと思った。
「英語で留学生と交流をしたい。いろいろなバックグラウンドを思った人の考えを知りたい。」
でも、声をかける自信もなかったし、声をかけるタイミングもわからなかった。

さて、どうしようか。
私は、英語学習サポートの先生に相談した。
「留学生と友達になりたいんです」と。
何度か相談をしていたがなかなか行動に移せない。
ある日先生がこういった。
「日本にわざわざ来ているんだからきっと留学生も日本人の友達が欲しいかもしれない。」
確かにそうかもしれない。なら声をかけても大丈夫かも。でもどうやって、、?

友達になってくださいなんて日本人同士でもめったに言わない
留学生を前にうろうろしている自分。
そうだ!宿題を利用しよう!どうしようすごい不安、緊張がやばい、、!
「すみません、宿題を手伝ってくれませんか?」
当時、10分間英語で会話したものを録音し提出する宿題があった。

快く彼は引き受けてくれたがもちろん撃沈。
ネイティブの英語早すぎで全然わからない。わからなすぎて会話ではない彼の英語を録音したものになった。そのため録音したものを提出することはなかった。
でも、自分から声をかけられたという行動にはとても興奮していたと思う。
よし!!!やったぞ自分!!声をかけることができた!

そこから私の留学生との交流に拍車がかかった。
後日見かけたときに、「私のこと覚えてる?」と声をかけられるようになった。
その彼は「もちろん覚えている」と。しかも、彼が彼の友達を紹介してくれた。
どんどん交流関係が広がって留学生だけでなく先輩、同級生とも出会えた。
いつからか、ほぼ毎日交流するようになった。
相変わらず英語わかってなかったけど。
自分の求めていた本当の学校生活が始まったような、
毎日がキラキラしたような感じで学校にいくことがとても楽しくなった。
英語で交流ができるって自分の世界が広がった感じがする!

その後、交流していて知ったのが、
どうやら留学生と交流するプログラムが学期ごとにあったらしい。
(なんで当時そこを調べられなかったんだろうと今でも思う)
知ってからはそのプログラムに参加申し込んだりして
英語自信ないのは変わらないのに勢いで行動に移す自分がいたし留学生から学んだものを調子に乗って授業で使う自分もいた。

確かに、自信がない時に行動に移すってすごく怖いしとても勇気がいる。
いくらでもマイナスなこと想像できて行動しない理由は簡単に見つかる。
でも、そうやって感じているものこそ得るものはとても大きい気がするし、
事によってはやってみたらどうってこともなく案外ケロッとしている自分がいたりする。どんな結果であれ行動に移せたら自分を誇っていいと思う。

この一つの出来事をきっかけに大きく広がった人との関わり、
下手な英語を使う自分に優しく接してくれた友人には今でも感謝しています。

行動に移す選択をした当時の自分がいるから今の私がいる。

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