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[美白効果]ハイドロキノン総まとめ。安全性効果、使い方、発癌作用は心配すべきかについても
アラサーに突入し、そろそろスキンケアを再考し始めてまして、
中でもニキビ跡についてはなかなか消えてくれないので、
ハイドロキノンも試してみようかと思い、
以前個人的に調べた内容と今回調べ治した内容も併せて書いていきます。
そもそもハイドロキノンとは
ハイドロキノンは、多くのスキンケア製品、
特に色素沈着や肌の色ムラの治療を目的とした製品に含まれる一般的な成分です。
ベンゼンから誘導される合成化合物で、
キノールまたはジヒドロキシベンゼンとも呼ばれます。
つまり、肌が綺麗になる成分!!
ハイドロキノンの科学的効果
ハイドロキノンは、
肌の色の元となる色素であるメラニンの生成を抑制することで効果を発揮します。
これは、メラニンの生成に不可欠なチロシナーゼという酵素を阻害することによって行われます。
メラニンの生成を抑えることで、肌を明るくし、肌の色を均一にする効果があります。
ハイドロキノンは、顔に黒い斑点ができる一般的な皮膚疾患である肝斑を持つ人々の色素沈着を軽減する効果があることが判明しました。
この論文の信頼性について
この論文は、
アメリカ国立衛生研究所(NIH)の公式ウェブサイトであるPubMed Centralに掲載されたものであり、専門家による査読(ピアレビュー)を受けた信頼性の高い研究とされています。
PubMed Centralは、医学や生物学分野の研究論文を無料で閲覧できるオンラインアーカイブであり、世界中の研究者や医療従事者から広く利用されています。
また、この論文の著者陣には、
アメリカの医療機関であるJohns Hopkins University School of Medicineや、
アメリカの化粧品メーカーであるProcter & Gambleの研究者が名を連ねており、
専門性の高い研究者による実証的な研究であると言えるかと。
ハイドロキノンの安全性について
その有効性にもかかわらず、
ハイドロキノンの安全性については懸念されてきました。
米国食品医薬品局(FDA)は2006年、
発がん性の懸念があるとして、
市販のハイドロキノン製品の使用禁止を提案しました。
しかし、科学的根拠が乏しいとして、その後、この提案は撤回されました。
ハイドロキノンの発がん性に関しては、経口摂取(口に入れる)しない限り安全である。
ハイドロキノンの安全性については、
こちらの論文が参考になると思います。
ハイドロキノンの具体的な使用方法
夜の洗顔(肌をクレンジング)
タオルドライ
患部に薄めに塗布する
ハイドロキノンは、加齢によるシミ、黒点、肝斑などの色素沈着の治療に最もよく使用されています。また、にきび跡、そばかす、その他のタイプの皮膚の変色を治療するためにも使用されます。
ハイドロキノンは、クリーム、ジェル、美容液など、さまざまな形態で販売されています。2%から4%の範囲のものがいいと思います。
ハイドロキノン製品を使用する際には、
メーカーが提供する説明書に従うことが重要であり、過剰使用や誤った使用は、皮膚刺激やその他の副作用につながる可能性がありますので注意してください。
ハイドロキノンを使用するタイミングは、
一日一回、夜(ここ重要です)の
洗顔後に行ってください。
まず、肌をクレンジングし、水分を拭き取ります。
ハイドロキノンを適量、患部に塗布し、
やさしくマッサージするようになじませます。
ハイドロキノンは刺激を与える可能性があるため、目、鼻、口への接触は必ず避けてください。
また、紫外線は製品の効果を打ち消し、
肌ダメージのリスクを高めるため、
ハイドロキノンの使用中は日焼けを避けることが重要です。
SPF30以上のブロードスペクトラムの日焼け止めを使用してください。
ハイドロキノンの注意点
必ず日焼け止めを使用する
妊娠中や授乳中の女性、12歳未満の子どもには使用しない
2% - 4%のものにし、まずは2%から始めて問題なさそうであれば4%を使用するのもあり。
シミの治療として、トレチノインとハイドロキノンの併用して使用されている方もいますが、肌への刺激は強いので、医師と相談の上検討してださい。
肌が弱くて被れることがあればすぐに使用を中止して医師に相談してください。
ハイドロキノンを使用期間中は、
日光に当たるとダメージを受けやすいと言われているので、
必ず日焼け止め(できれば広域スペクトラムでspf30以上)を使用(2時間に一回程度塗り直すことを推奨)してください。
ハイドロキノンは、妊娠中や授乳中の女性、12歳未満の子どもには使用しないよう注意することが重要です。
また、敏感肌の方や皮膚アレルギーの既往歴のある方もハイドロキノンの使用を避けてください。
ハイドロキノンの使用中に刺激、
赤み、その他の副作用を感じた場合は、
使用を中止し、皮膚科医に相談してください。
ハイドロキノン製品を使用する際は、
メーカーが提供する説明書に従うことが重要であり、過剰使用や誤用を避けることが大切です。
ハイドロキノンの使用中に刺激やその他の副作用を感じた場合は、皮膚科医に相談してください。