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畑はどんな条件が良いか入手する時に考えたいこと|土質
畑を入手したものの、後になってこの畑じゃダメだなんてことになったら大変。
今回は畑を入手する前に抑えておきたいことを綴りたいと思います。
農耕の環境面で1番大事にして欲しいことは自然と喧嘩をしないことです。
どういうことかといいますと寒い地域でハウスで加温器を使ったりだとか、水が取れないところで水が必要な作物を育てるといったことです。
自然は味方につけること!これがとーーーっても大事です!
地力
まず近隣で育てられてる作物に注視してみると良いと思います。
地力(植物を育てる土の力)はどうか?
自分たちの畑がある愛知県豊田市は桃は6mぐらいが精一杯ですが、岡山県にいくと18mと3倍の大きさまで育つという。地力には左右されるのでここの見極めは大事です。
何も施していない状態の腐植の値も高ければ肥料を減らせるので土壌診断をすることをお勧めします。
簡易的にphを測って5.5〜6.8に収まっている場所をおさえるのも土地を探す上でロスを減らす要点になります。
5.5〜6.8から外れている場合は何かしら問題があるかもしれません。
改良資材を入れて適正するのも良いですがコストがかかります。何かしらの問題でphがその値になるならまた元のphに戻るので毎年固定費で資材コストがかかるようになります。
自然と喧嘩するとコストがかかる。
逆に利用する場合は、
5.0以下の場所はブルーベリーを育てると良いです。ブルーベリーは酸性を好むので。
あと、ナス科やレタス、いちじくもそうですがカルシウムを多く施す必要があるのである程度phは低いところが良いです。phが高いところでカルシウムを施す場合はphが中性の畑のカルシウムを施してあげれば大丈夫です。
もしそれで足りていなければ葉面散布で補ってあげましょう○
ホスカルは他の葉面散布資材とも混合できます◎
カルタスはphが高く他の資材と混ぜるとphが変わって効果が少なくなります△
・粘土が多い場合
水はけも悪く、乾けば陶器みたいにカチカチなって何度トラクターを入れても改善されなく、もし改善する場合は相当量の砂などの改良資材を施す必要がありそれだけのコストがかかります。
自然と喧嘩するとコストがかかるとはこのことで、素直に違う使い方をすることをお勧めしたいです。
・砂地
愛知県はその多くが砂地です。
砂地は痩せているが、とても作業性がよく多くの作物が適しています。
大根や蓮根など根ものなんか作業が楽になるので自然はどんどん味方につけましょう!
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