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とにもかくにも、やってみる。|『「後回し」にしない技術』

東京でのサラリーマン生活を離れて、海外暮らしをして、そして自分がやってみたいなぁと思うことに手を出し始めたここ数年。

実際に「何かやっている」人たちに出会うことが増えたこともあって、自分もやってみようかなぁという気持ちが加速したという気がする。

そんな「何かやっている」人たちをみたら、みんなテンポが速い。面白そうだね!やってみようか!と、ポンポンポンと話が進んでく。

もしかするとそれは東京でサラリーマンをしてた時のように、莫大な費用の掛かるハイリスクハイリターンなことではないからこそ、できるのかもしれないけれど。

でも、楽しそう!やってみよう!やってみた!おもしろいね!となるか、やってみた!なんかうまくいかないからどうしよっか!やめる?とポンポンポンと進んでいくのを見ていると、なんだか楽しそうだなぁと。

やってみたいなぁーって思っていて、考案して、練りに練って、リスクばっか考えて、何もやらないよりは、「やってみたけど、微妙だったわー!」って笑い飛ばしている方が、なんだか生きてる感じするじゃない。

そう思ったら、フットワークがどんどん軽くなってきて、私も少しだけ「何かやってる」感じになってきた気がする。

『「後回し」にしない技術』を手に取ったワケ

どんどんいろんなことにチャレンジしている周りの人達を見ていて、「後回しにしない」ってとても大切だよなぁーと。

そう思っていた時にタイトルが気になって手に取った一冊。

正直なところ、海外の人が書いた本を訳したパターンって、なんだか言い回しがおかしかったり、片言だったりして好きじゃないんだけど。(それなら書かれた言語で読みたい)

でも、この本は読みやすくて、しかも具体例が沢山入っていて、スッと入ってきやすい内容だった。そして、読み終わったときに「さて、なんかやってみよかしら」と背中を押してもらえた。

簡単に読めるからこそ、1年に1回くらい読み返して、「すぐやる人」に近づけるように復習したいなぁ。

『「後回し」にしない技術』からの気づき・学び

お金を稼ぐ方法について毎日1時間ずつ考える人は、2年後に本当に財産が目に見えて増えたというのだ。(…)望むものを手に入れたければ、望まないこと、避けたいことについてではなく、望むものとそれを手に入れる方法について考える時間をもっと増やさなければならない。

イ・ミンギュ (著), 吉川南 (翻訳)、「後回し」にしない技術、(2021)、文響社

「仕事はつまんないんだけどさぁ」「やりがいとかじゃないよねぇ」って言いながら、何もしないまま淡々と働きつづけるのも一つ。

でも、そうやって「つまんないこと」で人生を浪費したくないなぁと思ってからは、「どうしたら面白くなるかな?」「完全にやめた方が良いのかな?」って定期的に自分に聞くようにしている。

文句を言っている時間があるなら、どうしたら良くなるかな?って望む方を考えたり、手に入れる方法を考えたいよなぁと。

そうか「手に入れる方法について考える時間」をもっと戦略的に取り入れることで、つまらなかったり嫌なことをミニマムにしたい。その結果、暮らしの中の「楽しいこと」の時間が増えたら、ハッピーだよね。

▼別で読んだ本にも「とにかくずまずはやってみる」このと大切さが書かれていました。結局は行動を起こすか否かだよなぁ。


『「後回し」にしない技術』から暮らしに取り入れたこと

1日に何度でも、習慣的にやっていることの手を止め(Stop)、毎日1分だけでも考える時間を持ち(Think)、次に1%だけ昨日と違い、1%だけ他人と違うことを実行しよう(Action)。そのような生き方を選んだら、どんなことが起きるだろう。そしてそれは何につながるだろうか。

イ・ミンギュ (著), 吉川南 (翻訳)、「後回し」にしない技術、(2021)、文響社

この箇所を読んだ時に、単純な私はなんだか「良い!」と思ってしまった。改めて読み返して、noteの記事にしようとタイプしていた時も、シンプルだけど、分かりやすくていいなぁと。

たった1%で良いから、昨日よりちょっと成長する方を選ぶ。たった1%だけで良いから、何かちょっと良くする。

気付いたら毎日を淡々と、代わり映えのない日々を過ごしてしまいがちな大人にとって、とても大切な考え方。何も「ビジネスで成功する」とか「お金を稼ぐ」みたいなことを目標にする必要はなくて。

1%でもちょっと楽しめる方法を選ぶ。1%だけで良いから、自分が心地よい選択しを選ぶ。

そうやって、毎日ちょっとだけ「自分の好き」に傾いていけたら、1年後には全然違うところにたどり着いていそうだよな。

別で読んだ数字だと、確か毎日1%ずつ成長していくと37%だか38%だけ成長できるらしい。約4割もレベルアップできたら、そりゃ一大事。逆に、何もしなかったら、足踏みしているか、後退していくと思ったら、それも一大事。

『「後回し」にしない技術』をおすすめしたい方

誰でも本当に大切な仕事から逃げるために、重要でない仕事をつくって一生懸命にやることがある。いまあまりに忙しいなら、たまには手を休めて、自分自身にこう質問してみる必要がある。もしかしたら本当に重要な仕事から逃げるために、いまの仕事をしているのではないか。

イ・ミンギュ (著), 吉川南 (翻訳)、「後回し」にしない技術、(2021)、文響社

↑この箇所を読んで、ちょっとでもギクッとした方。ぜひ、このサラッと読める一冊を手に取ってみてください。

「あ、今度で読んでみよう」って思った方。それがまさに「後回し」。

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asa|minimalish life
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